シチリアのアーモンド

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パパのおうちから離れた大きな畑には1本のアーモンドの木があります。今年もたくさんのアーモンドが収穫できました。

アーモンドの収穫、、、って日本ではちょっと想像し難いと思いますが。シチリアでは至って普通の風景。7月~9月にかけて収穫されるアーモンド。品種や植わっている土地に寄って収穫時期は意外とマチマチ。パパの木は大体8月に収穫されます。収穫されたアーモンドは緑の外皮を剥いたら、しばらく日影で乾燥させます。昨日、パパの倉庫で既に乾燥が終了したアーモンドを発見。この家は本当に季節感満載です(笑)

日本ではあまり知られていませんが、シチリアのアーモンドといえば世界では「最高品質のもの」として名を馳せています。ほのかな甘みと苦味、そして果実の味がしっかりします。シチリアのお菓子といえばアーモンド菓子ですが、それはここシチリアでたくさんのアーモンドが昔から植わっていた証拠でもあります。

パパが固い茶色の皮をバンバンと石で叩き割り、マンマがそれを美味しく料理する、、、マンマの料理が美味しいのはこうしてパパが地道に育ている材料にも支えられているのですね♪
# by latavolasiciliana | 2013-09-09 16:47 | シチリアの旬色々 | Comments(0)
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今週末のお客様は東京のパスティッチェリアオーブンミトンの小嶋ルミシェフと、世界の食文化研究家の並木麻輝子さん。私の料理教室とエリチェのご案内をさせていただきました。

最初にお問い合わせがあったときには、内心驚き(汗)小嶋さんは作るプロ、並木さんは食べるプロ、こんなお二人を相手に料理教室ですか!?事務局の宮川は、

「おお!有名人ですね!」

と(笑)

本当に私も「どんな方達なんだろう。。。。」と、内心おっかなびっくりだったのですが、、、すっごく楽しく、そして刺激を受けた2日間となりました。

オーブンミトンは私がイタリアに来る前、「シュークリームが美味しいよー。」とウワサを聞いていたお店。でも、当時、お店は武蔵小金井にあり、なかなか行くチャンスがなくて、そのままイタリアに来てしまいました。そしてイタリアに来て9年、、、、こういう形でお会いするとは夢にも思っておらず。お会いした小嶋さんは、落ち着いた雰囲気の中にもしっかりと芯の通った方。とっても勉強家でプロ意識が強い。お菓子を作る、そして教えることに対するその意識の高さは並みのものではありませんでした。1989年創業のオーブンミトン。20年以上、お菓子ファンを魅了させるお菓子を作り続けるには、並ならぬ熱意があることを知りました。並木さんはとってもフレンドリーでチャキチャキなチャーミングな方。本の出版、取材、原稿書き、大学講師などなど、色々な顔を持つ並木さん。「私、ほとんど寝ないのよ。」というほど仕事っぷり、、、はスーパーウーマンです。

お二人とも仕事に関してはすっごく熱意を持ってらして、今回のシチリアの旅もシチリア6日、トラパニ、エリチェ、パレルモ、モディカ、ノート、シラクーサ、ランダッツオ、カターニャ、そしてナポリローマ2日の強硬なお菓子の旅。本当に研究家なんだな~、、、、とびっくりするほどでした。

仕事をする女性として大先輩のお二人からは色々なお話をする中で、たくさんの刺激とたくさんのヒントを得ることができた充実の2日間。最近(というかここ半年)ちょっとモヤモヤしていることがあり、初対面にもかかわらず思わずそのモヤモヤを激白してしまった私。(ほんといきなりすみませんでした・汗)それに対しては、厳しいお言葉もありながら、でもとても適切なアドバイスを下さり、心の中がスーッとしていき、、、。今までのモヤモヤが一気に吹っ切れたと同時に、「自分にとって大切なことは何なのか?」という永遠の自分に対する問いかけのヒントもいただいちゃいました。お二人に感謝感謝、、、、です。ありがとうございましたっ!

私ってなぜか人に恵まれている。

いつもノー天気そうに見える私でも、仕事上悩むことはたくさんあり。(プライベートは意外とノー天気ですけどね・笑)そんな時には、いつもアドバイスを下さる諸先輩方との出会いがあり。しかも、そんな大先輩方達は、最初はいつも「お客様」という形で現れる、、、、これは本当に神が与えてくれる贈り物だとしか思いようがなくって。本当にステキな出会いに恵まれている私。

写真は、小嶋さんが我が家で作ってくださったシフォンケーキ!

「イタリアには存在していないようなお菓子を、、、、」

ということで、私の料理教室中に作ってくださいました。そのレシピや作り方はすごく丁寧なもの。そして出来上がったシチリアレモンのシフォンケーキは日伊合作のとっても美味しいシフォンケーキ。口の中でスッと溶けます。ありがとうございました♪

食べるプロの並木さんは、

「オーブンミトンのシフォンを食べてから、他のシフォンが食べれなくなったくらい美味しいのよ~♪」

というお言葉通り、、、2日経った今朝も、フワフワ、かつしっとり感は増して、、、生地が作りたてよりも美味しくなったような、、、?いや、作りたても美味しいのですが、それとはまた違う落ち着いた美味しさがっ!並木さんのおっしゃってた言葉の意味がよーく分かりました。(この部分、加筆です)

オーブンミトンは小金井の「はけの森美術館」の敷地内でカフェを営業中だそうです。詳しくはこちらから。私も秋に日本に行ったときには是非お伺いしようと思っています♪

出会いはご縁。ひとつひとつの出会いを大切に、、、と、お二人のお見送りをしながらまたしても心に誓った土曜日の夜でした。
# by latavolasiciliana | 2013-09-08 18:01 | ラ ターボラ シチリアーナ | Comments(2)
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”秋のシチリア祭り!”を開催します!

春と秋は日本で料理教室、、、とここ数年定着してきた
私の日本での活動。
今年も秋は日本に行きます!
でも今回は料理教室ではなく、、、

「シチリア祭り!」

を開催しますっ!

今回、初めての試みとなるシチリア祭り、、、何をするかって?

●REIの厳選チョイス!シチリア直送のシチリア食材販売
●シチリアワインで乾杯!シチリアワイングラス売り
●おつまみも食べたい?シチリアつまみもあります
●マヨルカ焼き作家中村智世さんの陶器展示販売
●スタッフ宮川の台湾直伝!ゲッペイ&オリジナルケーキ販売

などなど。
とにかくシチリアを日本に持っていって楽しむぞ!みたいな祭りです。

上のイラストはマヨルカ焼き作家の中村智世さんが書いてくれましたっ!隠れキャラに注目!(笑)彼女とは20年以上(たぶんそろそろ四半世紀、、、)のお友達なのですが、まさか一緒にコラボする日が来るとは、、、25年前は思ってもみませんでしたっ!こんなステキなイラストを描いてくれてとっても嬉しい❤当日はこのイラスト、ポストカードにして販売予定です!中村智世さんが今回「シチリア祭り!」のために描いてくれたマヨルカ焼きも販売です。数に限りがありますのでご興味ある方は早めにいらしてくださいねっ!

なぜこんな祭りを開催しようと思ったか、、、というと。

「料理教室も参加してみたいのですが、ちょっと敷居が高くって」
「シチリアって興味あるけれど、、、現地プランに申し込む前にちょっと話しが聞いてみたい」
「REIさんってどんな人なの?ちょっと興味あるわー。」

そんな方々のために、ちょっとだけシチリアをかじってみるイベント、
何かできないかな、、、と考え始めたのがきっかけでした。

もちろん、

「シチリア大好き!(自称シチリアマニア・笑)」
「シチリアに行った余韻を味わいたいわ~」
「美味しいワインが飲みたい♪」
「シチリア食材がちょうど切れちゃった!」
「REIさんに会いに行く!」

なんて方も大歓迎ですっ!

たくさんの方に気軽に参加していただき、シチリアを楽しんでいただきたいと思っていますっ!

<販売予定のシチリア直送の品々>
●パンテッレリア島産 塩漬けケッパー
●シチリアの山から収穫&丁寧に乾燥させた香り高いオレガノ
●今が出来立て!シチリアの大地の恵みが凝縮したドライトマト
●アグリジェント産 杏仁の味が濃い皮なし生アーモンド
●これだけで料理がウマくなる!極上一番塩 フィオーリ ディ サーレ
●メニューに困ったときの便利もの!トラーパニ産まぐろのカラスミパウダー
●究極のにんにく ヌビア産赤にんにく
●エリチェの名店「マリアグラマティコ」のアーモンド菓子色々
●オリーブの木のキッチングッズ色々
●シチリア気分を盛り上げよう!シチリアエプロン&ナプキン
●REIの初著作「シチリアのおうちレシピ」

どの品も数が限られています。
絶対に入手したい!という方は、お早めにいらしていただけますようお願い申し上げます。

秋のシチリア祭り!の詳細-----------------------------------------------------

日時:
2013年10月4日(金) 14:00~22:00
2013年10月5日(土) 11:00~20:30

場所:Cafe Vogue Ruby(カフェ ヴォーグ ルビー)2階
都営大江戸線「若松河田駅(若松口)」 改札出て左隣
*1回はカフェになっています。店内の階段を上がって2階にお越しください。

(注)シチリア祭りへのご参加は特別予約は必要ありません。
ご都合の良い時間にいらしてください。
大体の日時と時間がお分かりの方は、今後アップするブログやFBイベントで、
一言コメントを残していただけるとありがたいです!


●来場される方へのお願い●
※ご購入された商品をお持ち帰るためのエコバックをご持参ください。
※当日は、つり銭不足が予測されます!
100円、500円、千円、、、などなど、小銭や小さな額の紙幣を
あらかじめ準備いただけると助かります!

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<シチリア旅の説明会>
シチリアに行ってみたいんだけど、、、
ラ ターボラ シチリアーナのプランについてもっと詳しく知りたいわ、と思っている方へ。
シチリアについて、ラ ターボラ シチリアーナについて、、、簡単な説明会を開催します。

10月4日 13:00~・18:00~
10月5日 11:00~
いずれの回も約1時間

シチリアって治安が悪いってきいたけどほんと?トラーパニってどんな街?プランではどんなことをするの?2014年はどんなプランが開催されるの?などなど。2014年にシチリアを旅してみたい、、、と思っている方、ぜひご参加くださいねっ!まだ行くか行かないかはっきり決めてないんだけど、、、という方も、もちろん大歓迎です♪

予約制となっていますので下記メールアドレスまでご連絡ください。

info2@tavola-siciliana.com (”@”を半角小文字に書き換えてください)

*参加費はいただきませんが、シチリア祭りが開催されるスペース1階のカフェにて開催します。
お飲み物代は各自ご負担いただく形となります。

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今回が初めての開催となる「シチリア祭り!」。
ちょっとドキドキ、ワクワク♪
皆さんと一緒に私も楽しんじゃおうと思っています!
是非是非皆さん、ご参加くださいね!

秋も皆様と日本でお会いできることを楽しみにしています☆彡
# by latavolasiciliana | 2013-09-02 04:25 | 日本での活動 | Comments(7)

シチリアのりんご

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今日日曜日、、、恒例のドミンゴ家ランチはお休みして家でお留守番。たまっている仕事や家の整理をしてたところ、C氏から写真付きのメールが入りました。写真を開いてみるとなんとリンゴ!私達のオリーブ農園があるもう少し上のパパの土地に植わっているリンゴです。

「リンゴはね、農薬ナシで育てるのが難しいんだよね。でも農薬はあげたくないからね~。虫に食われてもその部分をとっちゃえば食べれるし。」

と、ずっと農薬を拒否してきたパパ。

確かに売るわけではないので、多少虫食いでも、多少シミがあっても問題ないし。

ところが今年はきれいに虫食いナシで実がなっているそうです♪ ヤッタネ!

シチリアのリンゴの旬は今。生産者も少なく生産量も多いわけではないので、トラーパニの街までたどり着くこともほとんどなく、本当に地元で販売されて終わってしまいます。今日の夜、持ってきてくれるであろうリンゴ。大切にいただきます♪
# by latavolasiciliana | 2013-09-02 01:21 | 畑の四季折々 | Comments(2)
夏もそろそろ終わり、、、というか、ここからがまだまだ長いシチリアの夏。

久しぶりにトラーパニの農民市場を覗きに行ってみました。

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ここ数年、色々なタイプのナスが農民市場に並ぶようになりました。上は濃いめの紫と白の縦ストライプ。

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白なす。そのしたの丸い明るい紫色のナスがここシチリアのスタンダードなナス。

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物価の高騰に伴い、野菜もここ数年、随分価格が上がりました。私がここトラーパニに住み始めた2005年はナスはどこにいっても1キロ1ユーロ。ところが、もはや八百屋ではこの価格で買うことはできず、、、。うちの近所は1.5ユーロから2ユーロ。それでも、多くの野菜をシチリアから運んでいる北部イタリアに比べたら十分に安いですが。高いとか安い、、、とかいうのは別問題として、インフレの加速度が増している感じがします。(比日本で言えば、すーっごく安いんですけどね)

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農民市場の魅力は八百屋では買えない野菜や果物が買える事。このブドウもそのひとつ。Zibibbo(ジビッボ)、、、といえば、パッシートを造るためにパンテッレリア島を中心に植わっている西シチリアを代表するブドウ。Zibibboはアラブ語で、イタリア語ではMoscato d'Alessandoria(モスカート ディ アレッサンドリア)。つまりマスカットの一種。ワイン用のブドウではあるのですが、生食で食べてもとっても香り高くて美味しいこのブドウ。1キロ1ユーロ、、、やっぱり安いか、、、。

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カボチャも各種色々。

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トマトはこの時期、

「採れすぎて、、、」

という声が聞こえてきそうなくらい、たくさん成ります。トマトって数ヶ月雨が降らないシチリアでも、茎や葉が枯れていっても、まだまだ実は熟していく、、、本当に強い植物なんです。(シチリアでは、、、、の話です。)

おばちゃんがひとつひとつ真剣に選んでいました。

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ひねくれ者の憎いヤツ、、、、。日本でも随分知名度が上がってきたズッキーニの1種、長ズッキーニ。八百屋さんではまっすぐなものを良く見かけますが、放置して育てるとクネクネ曲がりながら育ちます。こうして並べるとなんだか芸術的にすら思えてくる、、、自然の形は美しい?

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お、出てきたな。Fichi d'india(フィーキ ディ インディア)。「インドのイチジク」という名のサボテンの実。本当の旬はもう少し後なのでこれは早生モノ。が故に、やっぱりまだちょっと青い。フィーキ ディ インディア、1番最初の実は初夏に成ります。でもそれをバンバン叩き落として2度目になったのがこの実。最初の実より大きくてトゲも少なくて、甘くて美味しいんです。えーーーー、そんな事を試した人がいたの?それとも偶然の産物?こんな説もあり。この説かなり有力かも?

まだまだ「旬」を感じることができるシチリアですが、八百屋では私が来た頃より確実に旬が長くなってきています。冬に夏野菜も売っているし。その時の本当の旬にかなり近い感覚で売られている農民市場はやっぱり楽しい!
# by latavolasiciliana | 2013-08-31 23:49 | シチリアの市場に行こう! | Comments(0)

イタリア人も美食と羨むイタリアの南に浮かぶ島・シチリア島から。トラーパニ在住、「シチリア 食のスペシャリスト REI」が市場、食材、レシピ、オリーブオイル豆知識など、美味しい&幸せな食卓をお届けします!シチリア観光情報もあり☆


by latavolasiciliana