前のエントリーで、陰性証明書についてじっくりと書きましたが。
そのほかにも、準備するのは、、、
●厚生省が指定するアプリの準備 合計3種
●質問票WEB → 先に個人情報を登録して最後に表示されるQRコードを日本で提示します。
出発前に準備していない人は、空港到着時に登録も出来ますが、
結構時間がかかるので出発前に済ませることをおススメします。
●誓約書 → 一応プリントアウトしていきましたが、ANAの機内でも準備していてくださいました。
私は旅の途中にトラブルが起きるのは嫌だったので、
必要書類リストを穴があくほどチェックしてから出発しました。
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現在、パレルモから日本へは、ルフトハンザ航空のパレルモ⇔フランクフルト便が運航されている日のみに、
荷物をピックアップして再チェックインせずに日本に行くことができるのですが、、、。
パレルモ⇔フランクフルト便は、週末に1便しか飛んでなくて。
往路(イタリア→日本)は、ミラノ・リナーテ空港までITAエアウェイズで、
一度荷物をピックアップして、チェックインをし直して、
ミラノ→フランクフルト→羽田、と乗り継いできました。
ヨーロッパの空港は混んでる、というほどでもありませんでしたが、
そこそこ人はいました。
ただ、ミラノ便もフランクフルト便も搭乗率は60%くらい。
隣に人がいなくてよかったです。
ミラノ到着が遅れて、フランクフルト便に乗れなかったらシャレにならないので、
かなり早めの便で出発。
予定通り到着したので、ミラノで待ち時間が6時間と長く。
チェックインも2時間前までできなかったため、スマホ充電とランチのためにピッツァを食べることに。
スカモルツァ アフミカータとサルシッチャのピッツァ。
かなり美味しかったですが、水と合わせてなんと9ユーロ。
空港はやっぱり高いですね〜。
列にはかわいいワンコも💛
時間を潰して、2時間半前くらいにチェックインカウンターに行ったら、
既にチェックインは始まっていました。
ミラノでのチェックインも、日本行きということで、陰性証明書チェック。
最初、クリニックの陰性証明を出したのですが、
「日本政府指定のフォーマットの陰性証明書は持ってる?」
と聞かれ。
とりあえず日本のフォーマットを出したら、一発OK。
まだ2時間ほどあったのでラウンジに様子を見に行ってみたら。
いままでのブッフェ方式は変わりませんが、なんと一つ一つ、個包装。
フルーツも個包装(笑)
最後に旅をしたときには、コロナ、コロナと騒がれていたのに、
普通にどこの空港のラウンジもドカーンと食事が置かれていて、ひょー、危険!と思った記憶が。
その後、ご存知の通り、ヨーロッパは惨状となり、ラウンジもしばらく閉まっていたそうです。
再開の際には、今までとは違うスタイルでの食事提供となったようです。
ミラノ→フランクフルト便は、搭乗率50%くらいで、こちらは定刻より15分前に出発。
乗り継ぎ時間が短かったので、早く出発してくれてよかったー。
フランクフルト到着後は飛行機を降りたあたりでANAの人が待っていてくれて、
道順を口頭で案内。
そして陰性証明書についての説明用紙を渡されました。
恒例のフランクフルトの長ーい渡り廊下を歩いて出国審査へ。
いつもはすごく人が多いフランクフルト空港ですが、かなり少な目な感じがしました。
搭乗口に行ってみると、陰性証明書の事前チェックをしていました。
きちんと要件を満たしている陰性証明書がないと搭乗させてもらえません。
ここでは、クリニックで出してもらった証明書だけを提出。
厚生省指定のフォーマットは出さずに、じっくりとチェックしてもらってOKが出ました。
これで、次回からはいちいちクリニックに戻って、フォーマットを直筆で書いてもらわなくても大丈夫!
この日の搭乗者数は60名ちょっとだったそうで。
これでも多かったそうです。
でも機内は当然ガラガラ。
シチリアでの日常生活はコロナ禍を感じることはそうありませんでしたが、
こういう風景を目の当たりにすると、あ〜、まだ収束は遠いな〜、、、と思うのでした。
12時間後、無事羽田に到着。
そしてここからが衝撃的だったー!
まずは書類のチェックの嵐。
一体、何か所、関所があったことか、、、。
とりあえず流れに沿って、どんどん先に進むわけですが、次々に係の人が立っていて
「あちらですよー」
と案内してくれます。
そして書類チェックのところでも、混雑しないように、順番にご案内。
イタリアにいると、横から人が入ってこないように、
いつも周りをキョロキョロしながら気を張っていますが、安心して並んでられる日本がすごい(笑)
書類のチェック、チェック、チェック、、、そしてチェックが終わったら検査と続きます。
検査が終わるまでで約2時間半、16:00頃に到着して18:30くらいだったかと思います。
そこから検査結果が出るまで1時間弱。
番号が呼ばれて行ってみると、無事に陰性でした。
そこから強制隔離場所に移動するわけですが、到着した便別に番号が呼ばれていたようで。
そして到着時間が早い順に結果が告げられていたようです、すごい(笑)
ちなみにこの時点ではまだどこのホテルに行くかは教えてくれないというミステリーツアー状態。
両国や横浜のアパホテルで強制隔離、という話を数名の人から聞いたので、
私も両国かなー、横浜かなー、と思っていました。
この後、入国審査、荷物のピックアップと続くのですが、
当然、個別で行くことはできず、グループごとに椅子に座って待って、
案内されるまで順番を待ちます。
荷物をピックアップしたら、先ほど、検査結果が出た後に待っていた同じグループの人がたくさんいて、
この時点で、同じ便でまとめられていたんだなー、と気が付きました。
荷物ピックアップ後、ホテルまで移動するバス待ちです。
荷物をピックアップしたところ、税関を抜けたところ、それぞれで20分くらい待ったかな、、、。
そして、バスに案内され、荷物を積んでくれていた運転手さんに、
「ところでどこのホテルですか?」
と聞いてみて、ここでようやくどこに行くかが分かりました。
この時間帯に到着して陰性だった人達は第3ターミナル直結のヴィラフォンテーヌ羽田空港へ。
ホテルは目の前にあるのでバスでの移動時間はたったの2分でした(笑)
2020年に開業。
オリンピックに向けて作られたホテルだったのでしょうねー。
現在は全館が帰国した強制隔離の人たちに提供されているようです。
チェックインが終わったら、係の人がお弁当と荷物を持ってエレベータまで案内してくれて。
係の人はエレベーターには乗らずに、降りたら別の方が待っていてくださいました。
部屋に到着したのが20:00過ぎだったかな?
日本到着から4時間ちょっとが経っていました。
待ち時間はそれなりにありましたが、想像よりは早く部屋に入れました。
ホテルが近くてよかった!
ホテルは新しくて、部屋も想像よりも広くて快適です。
シチリアの我が家にはないバスタブもある(笑)
ベッドはセミダブルで、つくりつけのソファのようなものとテーブルがあって、
食事するにも、PC作業するのにも便利です。
到着後、速攻シャワー!
スーツケースも除菌して、とりあえず快適に過ごすための巣作りに励み。
気が付いたら22:00頃になっていました。
そしてゆっくりとお弁当を頂きました。
さすがにずーっと食べていなかったのでおなかも空いていて、
久しぶりの日本のごはんということもあり、ありがたく、美味しくいただきました。
強制隔離のニュースを前日に知ったので、インスタントですがスープを持ってきてよかったー。
汁物は胃が落ち着きますよね。
そんなこんなで、シチリアの家を出てからから部屋に入るまで約28時間ほどの旅でしたが、
大きなトラブルもなく、無事に入国出来て本当に良かったです!
羽田空港で、海外から帰国した人たちのために働いている方々、
ホテルの方々に感謝感謝。
あのオーガナイズは本当に日本ならでは、、、だと。
イタリアじゃ絶対にありえない、、、、(笑)
日本にずっと住んでいると、日本のサービスの素晴らしさを実感できないと思いますが、
イタリア、それもシチリアからやってくると日本の細やかな気配りにはいつも驚かされます。
長旅の後の皆さんの優しい心遣いには本当に感謝するばかりです。
ありがとうございます♪
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さて、このブログを書いているのは隔離2日目。
今日は、荷物を整理したり、PC作業をしたり、久しぶりの日本なので今回必要なアプリをインストールしたり、、、
なんだかんだ気が付けば1日が終わってしまいました。
ずっと部屋の中にいますが、シチリアでもPC仕事が多いときは、
ほぼデスクにへばりついているので、2日目現在、全く苦痛は伴っておらず。
ですので、皆さんご安心を〜。
ご心配頂いてメッセージをくださった皆様、ありがとうございました!
旅行記はもう少し続きます。
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