2019年 01月 24日
消えゆくイタリアの伝統食を守ろう!スローフード協会認定プレシディオ食材を使ったシチリア料理の会を開催します。

私が大好きなカステルヴェトラーノの黒パン「Pane Nero」。
カステルヴェトラーノでは「Tumminia種」を中心に、
古代小麦を使ったパンを作る伝統がありました。
しかしながら、黒いパンは日本でいえば「玄米」のようなもので、
日本で「白米」が美味しい、とされてきたように、
シチリアでも精製されたセモリナ粉で作られる「白いパン」(正確にはセモリナ粉で作っているので黄色いですが)が主流となりました。
「Pane Nero」のように、時代の流れに押しつぶされて亡くなりつつある伝統食材を守ろう!という
「味の箱舟プロジェクト」をスローフード協会が経ちあげたのが1997年の事。
伝統食材を作る農家さんの多くは小さな生産者。
インターネットもまだ普及していなかった時代に、価値をきちんと消費者に伝える方法もなく。
スローフード協会は金銭的援助ではなく、その食材の付加価値をどうやって消費者に伝えるか、
どうやって商品化するか、そんな事をお手伝いすること、多くの生産者が救われてきました。
現在、シチリアにはプレシディオ食材が45個。
2月2日(土)・3日(日)に、葉山のシチリア料理店・ピスカリアにて、
西シチリアのプレシディオ食材を使った食事会を開催します。
なかなか食すことのできないレアな食材達。
La Tavola Siciliana代表佐藤礼子さんとピスカリアの出雲シェフの手によって、
シチリアの伝統食材を使った西シチリア郷土料理を西シチリアのこだわりワイン3種に合わせて召し上がっていただきます。
両日とも、夜の部に若干数、お席をご用意できます。
詳細は下記ページからご覧ください。
●カステルヴェトラーノの黒パンについて、過去の私のブログ「シチリア食通信」にも書いています。チェック!





