2013年 12月 12日
ウィーンのカフェハウス

ウィーンの街角にはたくさんの「カフェハウス」があります。
かつて、芸術家や詩人達はこのカフェハウスに集い、語り、時を過ごしたと言われています。
シチリアでは冬になると太陽を求めて外へ外へ、と出る人々。でもウィーンの冬は外で過ごすには寒すぎる、、、そんな気候的条件もカフェハウスの発達に影響していたのかな。
かく言う私達も、市庁舎前のクリスマスマーケットを見た後、すっごく寒くて、、、。

近くにあったCafé Landtmann(カフェ ラントマン)に駆け込みました。1873年創業という老舗のカフェハウスで、大作曲家マーラー、夢判断で知られる精神分析学者フロイトが通ったことでも知られます。
暖かいプンシュを飲み、ちょっと小腹が空いたのでカイザー・シュマーレンを注文。

飲みながら、食べながらおしゃべりをしていると目の前にあったピアノにおじさん現れる、、、。

そしてポロリポロリ、、、、とゆっくりピアノを弾き始める。
音楽に耳を傾けながら、時折おしゃべりを楽しみ、ゆっくり流れる時間、、、あ~、これがカフェハウスなんだな~。
なんだかとっても贅沢な時間。
オーバラーも美味しいですよね!伝統、、、というよりもちょっと新しい感じで、確かに甘さは控えめかも知れませんね。
私はどちらかというと、どっしり甘い伝統的な味が好みです❤
いずれにせよ、この時期のウィーン、とってもステキですー。





