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先週、多くの知人から、

「ハエ、出てるね~、、、」

という話を聞きました。

なんのこっちゃ?という感じですよね(笑)

シチリアの9月、オリーブ栽培は非常に注意が必要な時期。何故なら、針のようなものでオリーブの実に穴をあけちゃう「ハエ」が一番発生しやすい時期だから。

このハエ、7月くらいから出没するのですが、暑い8月はハエにとっても暑すぎるため人間と同じであまり活発に動き回りません。が、9月、、、ちょっと気温が下がってきて、私達も

「あ~すごしやすいな~♪」

なんて思い始めた頃から、ハエも同じ気分になるらしく、、、オリーブに穴を開け始めるわけです。

先々週にチェックしたときには、そんなにハエがたくさんいる感じはしませんでしたが、先週、数人の生産者の方から突然ハエが!という話を聞き、心配になり私達もウチの農園に今日、チェックに行ってきました。

結果は、、、やっぱりハエいるいる!いや、正確には眼で見てハエがいっぱいいるわけではなく、ハエに刺されたオリーブが結構ありました。あ~~~(涙)

ちなみにハエに刺されると、そこから腐ってきて、、、(涙)

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今年は冬~春先にかけて例年より雨が多く降りました。湿度が苦手なオリーブ。シチリアではそれによっての被害は大きくはありませんでしたが、中北部のほうではその後も気温が上がらずに湿度だけが高かったため、カビや湿度による病気が蔓延しました。その上、今年は冷夏、そしてシチリアを除いては夏にも大量の雨が降りました。今年はイタリア全土、オリーブ受難の年。シチリアは冷夏と言っても、それなりに気温は上がるし、夏に大量の雨に見舞われることも無く順調、、、?と思っていたのですが、例年9月初~中旬にかけてまとまった雨が降るはずなのに、今年はまだ降らない、、、オリーブは水不足のせいか、まだちょっと小さい感じがします。そして今の時期のハエ(涙)

去年は9月の末にハエが大発生!それに比べれば今年のハエはまだまだ数は少ないのですが、時期は少し早く。

手間ヒマかけて育ててきたオリーブの収穫は年に1回。でも9月に一気にダメになっちゃう、、、なんてこともよくある話。オリーブに限ったことではないですが、自然と対峙する農業は本当に厳しい、と毎年思うのでありました。

シチリアでは今年は生産量が減ることは間違いないだろう、、、と言われています。そして心配なのはその品質。どの生産者も1年間、大切に大切に育ててきたオリーブ達。最後の難関、ハエに負けずに今年も美味しいオリーブオイルが生産されることを祈るばかりです。
by latavolasiciliana | 2014-09-15 01:50 | オリーブのお話 | Comments(0)
パンテッレリア島は強風で知られる島。海に囲まれる小さな島パンテッレリアは、1年中全方角から容赦の無い強風が吹きつけています。今回も行った時には南の風シロッコが吹き荒れ熱波がやってきたかと思ったら、後半は北風マエストラーレが吹き荒れ一気に気温が下がり。船の出港が3日間ストップしました。

そしてそこに生息する木々は、、、

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ほぼ地面を這うオリーブの木。

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ブドウの木も上ではなく横に伸びていきます。

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トマトも低いっ!

そう、パンテッレリアの木は風で倒れないよう、そしてせっかくついた実が風で落ちないよう、ほぼ膝丈くらいしかないくらい低い木ばかり。そしてその木達は手で積み上げた石壁によって風から守られるように栽培されています。

ちなみに一番上のオリーブの木、これで1本、、、。真ん中に幹があって枝が横に広がっていっているため、1本なのに巨大な面積に広がっていました(汗)

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乾燥を好むケッパーはパンテッレリア島中、どこに行っても岩から生えてますが、土に栽培されている畑もあって。やっぱりこれも超低木で地面に這っています。

トラーパニもパンテッレリアほどではないですが、風が強い街。なので、ブドウの木は比較的低く、尚且つ低い位置にブドウが成るように剪定されます。が、さすがにオリーブは、、、横には伸びておらず上に伸びています。

いずれも大変だな~、、、と思うのが収穫。

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平地が少ないパンテッレリア島は斜面に沿って段々畑になっていて、必ず風除けの石壁があるため、収穫は機械で行うことができず。

オリーブの収穫は上を向いて手を伸ばして収穫するので、収穫するものの中では意外と楽なはずなのですが(それでも大変ですが・汗)、オリーブも、ブドウも、トマトも、ケッパーも、、、、ほぼ地面に実が成ってますから(汗)直立したままで収穫できるものなんて、この島には何一つありません。すべてがほぼ地面にあるものを手摘みしなければなりません。

自然と対峙する全国各地の農家さんにはいつも頭が下がる思いです。

パンテッレリアでは8月上旬からブドウの収穫が始まります。感謝の気持ちをこめて、今年もパンテッレリアのワインを美味しくいただきたいと思います♪
by latavolasiciliana | 2014-07-23 19:41 | 2014年パンテッレリア島バカンス | Comments(0)
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ブログでの更新は久しぶりとなりましたが、ウチのオリーブ農園、今年もがんばっています!

最後に更新したのはどうやら1月のようで、、、(汗)もちろんその間、何もしていなかったわけではありません。

今年は冬に大量の雨が降ったトラーパニ。雨が降れば育つのは雑草、、、。最後の更新の写真でもまるでお花畑のように黄色いお花が咲いています。それはそれでキレイなんですけどね(笑)雑草は取る人、取らない人、生産者の中でも色々な意見や考えがありますが、私達はこの畑に関しては取りたい派。なぜならパパの木は樹齢80歳。肥料もなるべく少なく育てているため、雑草に土の栄養分を奪われすぎるのもね~、、、と考えたから。

でもね、、、、。

最後に更新した1月に、「大量の雨で土が湿っていて雑草を抜くためにかける耕運機がかけられない」と書いてあるのですが、

雑草があるから土が乾かない⇔土が湿っているから雑草が育つ

この悪夢の連鎖からやっと抜け出れたのが、な、なんと、、、5月!!

しかも、いつも使っている手押しの耕運機では太刀打ちできないくらい、雑草は育ってしまい、、、。お隣さんに頼んでトラクターかけてもらったのです。(そのトラクターですら反転の危機に、、、危うかった・汗)ちなみに雑草は手で抜くとか、鎌で刈るとかそんなレベルではないくらい冬は成長します。放置すれば自分の身長以上の雑草ですから、、、しかもトゲ多し(涙)

冬は10日に1回くらいのペースでチェックをしに行くわけですが、毎回、靴は土で3倍くらいに膨れ上がり(苦笑)そんなこんなで、今年は実が少ないんじゃないかね~、、、と心配していたのですが。

今年も元気にたくさんの実が付いてくれました!

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去年は収穫が少なかったウチの農園。オリーブは毎年実をつけますが、今まで観察していた様子に寄ると、やはり2年に1回が豊作、その翌年はちょっとお休みで実は少なめ、でその翌年にまた豊作、、、と繰り返す木がほとんど。その経験から行くと今年は「豊作」な年。

1年ちょっと前に植えた27本の苗木もスクスクと育っています♪

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私の腰丈くらいしかなかったヒョロヒョロだった苗木君達、今では幹もしっかりしてきて私の身長を越すくらいにまでなっています。成長早いな~、、、。

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パパが大切に育ててきたこのオリーブの木たち。今年も美味しいオリーブオイルができるようにがんばりますっ!
by latavolasiciliana | 2014-07-23 06:27 | オリーブのお話 | Comments(0)
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ウチのオリーブ農園のオリーブの木達、現在10月の収穫を終えてただいま休養中。

オリーブの木達はお休み中ですが、私達は週1回ペースでお散歩、、、したいわけですが。

この時期、農園の土は水分を含んでドロドロ。雨が降った後なんかは、靴に粘土質の土がまとわりついてしまってうまく歩けないほど。なので、農園まで行って、歩けそうな脇道や少し乾いている土の上を選んで歩きます。ゴム長靴必携で(笑)

今年は現在ポッカポカのシチリアの冬。11月頃にしっかり雨が降って、その後、温暖な気候が続いているため、オリーブ農園はご覧とおりお花畑。わ~、きれい!という感じですが雑草です(笑)

この雑草、夏はシチリアの強い強い太陽で土の水分が奪われるのを防いでくれたり、土を適温に保ってくれたりと、悪いことばかりではないので、そのままボウボウに放置している生産者もたくさんいます。が、トラーパニ地方は年間の降水量がシチリアの中でも少ない地域。雑草はあまり生えすぎていないほうが良い、という考えの人が多いです。うちの農園はよーくみてみると、去年オーガニックの肥料を蒔いた木の周辺を中心に、雑草が膝丈以上に成長しています。樹齢おそらく70年くらいの木なので、雑草に栄養を吸われても困るし、、、ということで、土曜日、モトザッパと呼ばれる手押し式の耕運機をかけに行きました。

が。

想像以上に土が水分を含んでいて、写真のあたりはモトザッパをかけることができませんでした。奥のほうには去年植えた27本のオリーブの木があって。そこはなんとかかけることができたのでした。モトザッパ、手押し式、、、とは言うものの、結構なパワーがあります。私も一度試しましたが、耕運機に振り回されてしまいました(汗)その上、土が水分を多く含んでいるとなると、相当疲れるらしく。C氏よ、お疲れ様でした、、、。

今、オリーブオイルの生産者は土を耕したり、木の様子を見ながら、3月くらいから行われる剪定をどうしようか、、、今年はどんな天候なのか、それならばどんな対策を立てようかなど情報収集したり、去年の反省点の改善策を立てたり、そんな事をしています。11月ごろに日本に届く新オリーブオイルが注目されていますが、通常、輸出用のオリーブオイルは今くらいの時期からボトリングされて輸出準備にかかります。生産者の仕事はオリーブオイルが出来たところで終了、、、という訳でもなく。

私達も今年は肥料をどうするか、剪定はどうするか、色々考え中です。

この黄色いお花(雑草の花・笑)、シチリアでは7~9月の夏の暑い暑い時期を抜かして、見ることが出来るわけですが、今年は暖かいのでそこらじゅうに咲き乱れています。お花のカーペット、きれいです♪
by latavolasiciliana | 2014-01-14 00:26 | オリーブのお話 | Comments(2)
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C氏がパパから引き継いだオリーブ農園。

今年は収穫量が極端に少なかったことは、前にもブログで書きました。2012年はすっごく品質も良く量もあったため、ラ ターボラ シチリアーナのお客様限定で、絞りたてのオリーブオイルを販売させて頂きました。今年もお待ちしていらっしゃる方には大変申し訳ないのですが、、、今年は出来上がった量が少なかったため、ご希望の方全員にお分けすることは難しいと判断し、

・今年もお願いします!と、先にご連絡をいただいていた方
・去年、沢山購入して下さった方

を優先して、既に販売を終了させて頂きました。

連絡をすることが出来なかった皆様、大変申し訳ございませんでした

「来年は沢山収穫できるようにがんばりますっ!」

と言いたいところですが、、、そこは自然が相手の産物。だって、今年だって精一杯がんばりましたから(苦笑)今年はがんばりだけでどうなるものでもないのだなー、と本当に実感した年でした。何せ1年間手塩にかけて育ててきたオリーブの実が、たったの2週間の異常の上昇気象によるハエ攻撃で、その努力はパーになりそうになったのですから(汗)これがもっと大規模農園で、生活がかかっているとしたら、、、と思うと、、、農業の難しさを改めて実感したのでした。

何ヘクターと大規模なオリーブ畑を持つ生産者は、農園がどこに位置するかによりある程度、品質保持をすることが可能かと思います。が、100本程度のオリーブの木では、ほぼ賭けに近い、と言っても良いでしょう。今収穫せねば!という時に雨が降ってしまえば、収穫の時期を逸してしまい、、、最高の状態のオリーブオイルを造ることはモチロンできません。何と言ってもオリーブの実が健康且つ、適した状態で収穫されていないことには、どんなに最新のテクノロジーを駆使しても高品質なオリーブオイルは望めませんから。

ご注文いただいた方々、ご連絡が遅くなっていますが、ただいま発送準備中です。もう少しお待ちくださいねっ!

さて、長いこと

「ウチの農園」

と呼び続けてきたウチの農園ですが、、、そろそろ農園に名前を付けてあげようかな?と思っています。何か良いネーミングがあったら皆さんどんどんご提案くださいねっ!採用させていただいた方は2014年の絞りたてオリーブオイルをプレゼントしまーす♪ コメント欄でも、メールでも構いません。皆さんのご提案をお待ちしていますっ!
by latavolasiciliana | 2013-11-24 23:48 | オリーブのお話 | Comments(0)
1年間、手塩にかけて育て、2日かけて100%手摘みで丁寧に収穫したオリーブ達は「フラントイオ」と呼ばれるオリーブオイル搾油所に持っていきます。

たいていのオリーブ農家は自分の搾油所は持っていません。(数千万の投資が必要ですから・汗)その代わり、地域にひとつは必ず存在するフラントイオ。私達の農園から一番近いフラントイオは農園から約5キロほどのところにあります。半径10キロ地帯の人達はたいていここのフラントイオに持っていきます。それぞれのフラントイオで施設はさまざま。数十年前の古い機械のところから、最新のテクノロジーを駆使しているところまで、、、。

私達は、農園から10キロほど離れたところにあるアルベルトが管理しているフラントイオに持っていきました。

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持っていったオリーブはまず何キロあるのか計られます。今年は145kg。すくなっ!そして、順番待ち。

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収穫最盛期にはここの黒板に名前が入るまでに数時間かかることもあるほどの混み様ですが、まだまだ収穫は始まったばかり。持っていった時間が夕方早い時間だったこともあり、待ち時間はほとんどなくオリーブはオイルとなるべく、、、

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放り込まれた!ザザーーーーー。

さて、ここからはひたすら待ち時間、、、その間、何をしているかというと、、、。

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とある人は井戸端会議。

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とある人は自分のオリーブを心配そうに眺める。

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そしてやっぱり人のオリーブオイルも気になる(笑)

その年の収穫状況の情報交換をしたり、オリーブ栽培について、オリーブオイルについて、知らない人でも「オリーブ」という共通項の元に段々おしゃべりに花が咲いていきます。

それにしてもこの空間、非常に年齢層高い、、、(汗)ちなみに女子は私一人。シチリアの経験豊富なおじいちゃん達がいっぱい。おなかぽっこり、独自のファッション、そしてその立ち振る舞い。見ているだけで相当楽しめるこの空間(笑)

そしてやっぱり気になるのは出てくるオリーブオイル!

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オイルが出てくるところには人が集まります。皆、コメントもなく無言で出てくるオリーブオイルを見つめる、、、ってちょっと怖い瞬間でもあり(汗)

出てくるオリーブオイルは収穫した人によって随分違うんです。私はその横で、何の品種なのか、どこに畑があるのか、どんな状態だったのか、、、などなど、ウルサク付きまとって話を聞きながら最後に、

「試飲してもいい?」

と図々しく聞く(笑)待っている間に私達の前に搾油した3人のおじいちゃんに試飲させて頂きましたが、

「ウチの農園は状態がいいからね!そのために1年、ほんと大変なんだよ。。。」
「庭にあったオリーブの実を収穫してきたんだよ。実は50キロしかないけど、なかなか良さそうなできじゃな。」
「この木は、代々続く樹齢200年の木でね、、、、」

なんて話を聞きながら試飲。
それぞれのオリーブの木にそれぞれの思い出や歴史がある、、、なんて思いながら試飲するのは、いつもの欠陥がどうとか、このオイルは何点だ、、、というテイスティングとはちょっと違う、非常にセンチメンタルな試飲。3人中、一人の方を抜かしてはオリーブオイルは自家消費用。おうちで消費するのに彼らが美味しい!と思えるオリーブオイルであればそれでいいのです。

さて、いよいよ私達の番、、、、っ!ドキドキ、、、、。

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キターーーーっ!

今年もエメラルドに輝くグリーンのジュース、、、、♪ きたきた、、、。最初はチョロチョロ出てくるのですが、あるときからジャーっと勢い良く流れ出てきます。三角の入れ物に溜まったオリーブオイルは自分達で持ってきた保存用のステンレスタンクへ。

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ステキな色、、、って、わが子を愛でる私達(笑)

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試飲用のカップに注ぐとまだ暖かいんです、絞りたてのオリーブオイル。(注・熱いわけではありません)最後の最後までわが子を愛で、、、試飲は必ずフラントイオの外で行います。

145キロのオリーブから絞れたのはたったの22L。ちなみに去年は800キロのオリーブオイルから130Lほどのオリーブオイルが絞れました。その差は歴然。そして、試飲の結果、去年と同じくらい、自分好みのオリーブオイルは出来ませんでした。去年のオリーブオイルはアルベルトいわく、

「品評会に出しても上位クラスに食い込むほどのオリーブオイル」

いやはや。本当に美味しいオイルでした。

今年のオイルは、オリーブの青みはバッチリ出ているのですが辛味に比べて苦味が少ない。いや、もちろん欠陥オイルではないし、普通に市販されているオリーブオイルの品質を考えれば十分美味しいオリーブオイルなのですが、2年目の生意気な新米生産者の私が目指すオリーブオイルには仕上がりませんでした。高い理想を掲げる親を持つ子の苦労、、、と言ったところでしょうか(笑)気温が一気に上昇して思ったよりもオリーブが熟してしまったことが原因かと思われます。ハエ攻撃にあったこともその一因。1年間、大切に手入れをしてきたのに最後の2週間でやられちゃいました(涙)

自然を相手にする農業って本当に難しい!と、2年目にして痛感するのでありました。頭では分かっていることなんですけどね、、、こうして実際に自分で体験してみると、頭をガツンと殴られた気分でして。1年中、手入れをすることの大変さ。自然とじっくり対峙する我慢強さ。毎年、品質の高いオリーブオイルを安定した量造り続けることの難しさ、、、だからこそ面白いのかもしれません。来年は、品質も、量もアップするように、がんばるぞ!と早くも心に誓った私でした。

なんだかんだ言いましたが、、、やはり絞りたてのオリーブオイルはとっても美味しいわけでして♪ ましてや自分達が手塩にかけてきたオリーブちゃん達だし♪ 本来ならこのままタンクでしばらく寝かせてから食すわけですが、絞りたてのオリーブオイルが大好きな私。一足お先に早速瓶につめて持って帰ってきました♪ 明日から色々な料理に使って楽しみます!
by latavolasiciliana | 2013-10-21 04:57 | オリーブのお話 | Comments(6)

オリーブの収穫2013

金曜日、昨日(土曜日)と、C氏がパパから受け継いだオリーブ農園の収穫をしました。

去年は豊作、且つ、非常に良い状態で迎えた収穫でした。今年も、私が日本に出発する前にチェックしたときまでは、量は去年より少ないものの、害虫や病気にかかることもなく健康だな、、、と思っていた我が農園。

が!

日本から戻ってきて耳にしたのは、

「9月に雨がたくさん降って、その後、気温が急上昇したからハエが大量発生している!」

というウワサ!!急いでチェックしに行ってみると、大変!ウチの農園も結構やられてる、、、と知ったのが先週末。ところが先週末、、、私もC氏も大風邪を引いていて、とても収穫!という状況ではなく(涙)やっと今週、収穫をすることが出来たのでした。

まずはオリーブの実をチェック!

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ホッ、、、思っていたよりも、大丈夫だった、、、♪

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真っ青な空の下の収穫、、、本当に気持ちがいい♪ 今年のシチリア、10月中旬にしてまだまだ気温が高いトラーパニ。私はタンクトップにて収穫(笑)

緑のシートを敷いて手でボロボロとオリーブの実を落としていきます。高いところはハシゴに登り、もしくは木に登り。

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宝石のように美しいオリーブ達。1年間、手塩にかけて育ててきたオリーブ。愛情もひとしおです♪

マンマは途中で野草収穫に(笑)

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「あらー、いっぱい生えてるわね!今日の夜ごはんにしましょ♪」

ここに生えているのは「クワレッドゥ」とこの辺で呼ばれる、からし菜のような野草。苦味もアクも強いのですが1時間くらいかけてクッタクタに煮てオリーブオイルをかけて食べると極上のおかずとなります。オリーブ収穫のほかにこんな楽しみもあり(笑)

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収穫の終わりはこんな美しい風景で締めくくり。1日のご褒美です♪ やっぱり田舎はいいのぉ~。

今年は2日間の収穫で合計たったの150クインターリ....1クインターレが100キロなので150キロ。去年はなんと8クインターリ(800キロ)!本当に豊作だった去年の収穫。今年は、春にばっさり!と剪定をしたため、量がガクっと減ることは想像していましたが、本当に減った~。私達はオリーブオイルで生計を立てているわけではないので、量が少なくても困る!ということはありませんが、オリーブ農家は収穫が少ない=オリーブオイルが出来る量が減るわけで、、、。販売できる量が少なければ直接家計を打撃しかねません。自然が相手の仕事って本当に大変だなー、と、心から思ったのでした。

さて、収穫したオリーブはオリーブオイルにするためにフラントイオ(搾油所)に持っていきます。さてどんなオリーブオイルが出来たのか、、、、それは次のエントリーで♪
by latavolasiciliana | 2013-10-21 04:45 | Comments(2)
去年からはじめたオリーブ畑。7月まではしょっちゅうチェックに行っていたのですが、8月に入ってちょっと忙しくなっちゃってご無沙汰でした。

久しぶりに先日、畑チェックに。

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去年、大量に収穫、そして今年はちょっと剪定もハデ目にやったので春先の段階では

「今年は少なめだな~」

と思っていたのですが。

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今になってみてみると今年もかなりの量のオリーブが付いています♪

私達の農園がある場所はトラーパニの中でもちょっと標高が高い丘の上。夜になるとサーっと気温が下がり涼しい風が吹いてきます。そのおかげでオリーブの実に穴を開けてしまうハエの被害にもあいにくく。今年も健康なオリーブが実っています。

さてさて、先日のオリーブ畑チェックで発見したのが、今年植えた新しいオリーブの木たちの新芽が害虫に食われている(涙)

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この害虫、夜になるとノソノソと出てきて、新しい柔らかい芽を食べちゃうんです。新しい木たちは食われても、さらに新しい芽を出しつつずいぶん成長していましたが、何もしなければ害虫がどんどん食べちゃうので成長が遅くなります。なので昨日、害虫退治のために無農薬認定の虫除けを散布しに行きました。

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この虫除けはブドウの木にも使われるもの。メーカーを見てみたら「SUMITOMO」と書いてありました(笑)よっ!世界の日本企業!

小さな木を食べ終わったら大きいほうの木にも移るはずなので、移る前に大きな木にも散布。しばらく注意しながらの経過観測が必要です。

オリーブの木、自分で育ててみるまでわからなかったことを毎年経験中な私。今年で2年生です。

「あと10年経ったら少しは色々なことがわかるようになるかな~」

とパパに言ってみたら、

「ははは。ボクは生まれてから80年以上自然と一緒に生きてきて、オリーブの木を栽培し始めてからは50年以上が経つけどね。毎年、新しく気が付くことがあるんだよ。一生勉強だからね。」

と、笑っていました。

私の身の回りには、昔から伝わる知恵で育てるパパがいて、現代の最新の技術も知っているアルベルトがいて。更にC氏の妹のだんな様はワインの醸造家でありオリーブオイルの生産者でもあり。すぐ近くに質問できる人達がいて、その人達は利害関係(ビジネス)がないから本音で本当のことを教えてくれる人達であること、本当に恵まれた環境にいると思います。

8月も中盤を過ぎ、そろそろ6月から1回も降っていない恵みの雨が欲しいところ。今年は激しい暑さに見舞われなかったため(去年は猛暑&雨が降らなくてオリーブも干からびそうだった、、、→ 結果とっても美味しいオイルができたのですが。)、オリーブも心なしか気持ちよさそうに育っています♪
by latavolasiciliana | 2013-08-19 01:21 | オリーブのお話 | Comments(0)
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久しぶりのオリーブのお話です。

ブログに更新はしていませんが週1回のペースでオリーブ畑を散策&チェックしています。5月初旬に畑を耕した後、7月上旬にもう一度、畑を耕し水をあげました。私たちのオリーブ農園の木は樹齢約70年ほど。オリーブの木は100年以上、それどころか数百年、千年持つ、、、と言われていますが、それはきちんと手入れしてあげてのこと。去年、たっくさんの実を付けた木はちょっと疲れ気味だったので、今年は春先にオーガニックの肥料をまきました。そしてお疲れ気味な木が雑草に栄養分を吸収されすぎないよう、雑草が驚くほど生えてくる夏前に一度畑を耕したのでした。

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今年植えた苗木もチェック。どんな植物も同じですが、同じ土地に植えているのに木の生長具合ってずいぶん違うんですよね。実験的に3種類の苗木を植えたわけですが、セオリー通りの品種が一番早く実を付けるのか、、、数年後が楽しみです♪

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去年が大豊作だったせいか、今年は実が少ない我らのオリーブの木。元来オリーブの木ってそういう品種が多いのです。私たちはこれで生計を立てているわけではないので、実が少なくても「あ~、今年は少ないのね~。」ですみますが、実際、オリーブオイルで生活している生産者は、、、この自然の摂理をうまく操りつつ、毎年ある程度の収穫量を得なければならない、それもまた非常に難しいことなんだな~、と実感しました。

既に日課、、、ではないけれど、週に1回の散策が恒例行事となっている私達。こうして頻繁に散策しながらオリーブの木と会話することで、オリーブの木の状態ってなんとなくわかってくるものなのですね♪ オリーブの木達から

「チャオ!元気だよ!」

って声が聞こえてくる気がしました(笑)

少ないながらにオリーブの実は順調に成長しています!今年はどんなオイルができるのか、、、今から本当に楽しみです。オリーブの木達よ、暑い夏もがんばって乗り切ろうね!
by latavolasiciliana | 2013-07-10 00:46 | オリーブのお話 | Comments(0)
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ウチのオリーブ農園のオリーブの花が、ただいま満開です❤ オリーブの花って小さくて本当に可憐。咲くとスグに枯れちゃうところも儚くってなんかいいな~。今年は結構、剪定をしっかりしたのでちょっと心配していましたが、見事にたっくさんの花を咲かせました。オリーブの実は花が咲いた跡に付くので、まずは花がしっかりと咲いたところで一番最初の難関はクリアー。しっかりと小さな実を付けてくれるかが次の関門となります。ま、木にもバランスってものがあるので、多けりゃいい、、、って
ものでもないんですけどね。そこがなかなか難しいところ。

この前の日曜日には、新しいオリーブの苗木をもう少し空いている場所に植えました。そして、この前植えた27本のうち、何故かすでに枯れていた苗木があったのでそれも植え替え、、、。更に、苗木上の時に突然降ってきた大雨で、オリーブの木の間に植えたオレンジの木、、、、土をかぶせ忘れられていたっ!この時は、本数が多かったから苗木屋に人を送ってもらったんですけどね~、、、そのオヤジが忘れていった(涙)なので、それも植え替え。合計4本の苗木を植えてきました。

今回はクワを持って、苗木を植えた後に撒く用の20Lポリタンク入り水×4つ、、、重っ!この間はC氏、、、散水を一人でやったのかと思うと、本当にご苦労様でした、、、と、ちょっと心の中でねぎらいました。(心の中だけでね~・笑)

今度この土地にも井戸を作ることができないか、、、チェックしてもらおう。

日曜日は作業をしながらお花見を楽しんできました♪ 今の時期、シチリアの田舎道はオリーブのお花が満開!美しいです❤
by latavolasiciliana | 2013-05-15 01:20 | オリーブのお話 | Comments(2)

イタリア人も美食と羨むイタリアの南に浮かぶ島・シチリア島から。トラーパニ在住、「シチリア 食のスペシャリスト REI」が市場、食材、レシピ、オリーブオイル豆知識など、美味しい&幸せな食卓をお届けします!シチリア観光情報もあり☆


by latavolasiciliana