<   2014年 09月 ( 13 )   > この月の画像一覧

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毎年9月下旬にSan Vito lo Capoで開催されるクスクスフェスタ。今年も冷やかしに(笑)行ってきました!

クスクスフェスタは今年で18回を迎える、トラーパニ近郊で一番成功した!と言えるだろう夏のイベント。2005年にトラーパニに住み始めた私は今年が9回目となりますが、年々やってくる人の数は増えているのを体感できます。

クスクスフェスタはトラーパニ名物、魚のスープのクスクスの他、普段はなかなか味わうことが出来ないお肉のクスクス、アフリカ・南米からやってきた世界各国のクスクスを食すことができるのが魅力。クスクスってチュニジアやモロッコと北アフリカのイメージが強いですが、南米でも食べられているのです。

今回のチョイスは下記4品。

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●ココナッツと海の幸のクスクス
●マグロとウイキョウのクスクス
●牛肉と野菜のクスクス
●色々なお肉と野菜のクスクス

ものすごい量のクスクスの上にドカっと載せられるスープ、、、見ただけでお腹が一杯(汗)

お味はと言えば、、、

ん~、、、フェスタ自体は成功して、来客数が多くなったのに比例して、クスクスの味は下降気味(汗)量と質が反比例してしまうのは世の常。そこがちょっと残念なクスクスフェスタ。去年からとあるプレコット(箱に入っているインスタント)のクスクス会社が協賛に付いたせいか、どうもフェスタで食べるクスクスもプレコットじゃないの?疑惑が持ち上がり。(トラパネーゼの内輪で・笑)以前は本当にクスクス粉から作っていたと思うのですが、近年、来客数が増えてきてそれどころじゃなくなってしまったのでしょう。何せ、クスクス粉から作ったら、蒸し時間は最低1時間半ですから、、、、(汗)

でもね、、、フェスタですからね。そこは雰囲気を楽しみましょう♪

街にはチーズ、ワイン、オリーブオイルなど、色々なスタンドが並びます。試食試飲をさせてくれるところも多く。

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クスクスを盛ってくれる民族衣装の人々も気分を盛り上げてくれます!

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まだまだ暑いシチリアなので、バカンスに来た人達も多いわけですが、トラパネーゼもなんだかんだ言いながらたくさんやってきます。街の中は知り合いだらけ(笑)そんなこんなで、クスクスが美味しくないとかブツブツいいながらも毎年行ってしまうお祭り好きなシチリア人達なのでした!そして私はやっぱり家庭で作るクスクスが一番美味しいな~、、、と、毎回確認するのでありました。
by latavolasiciliana | 2014-09-25 19:33 | シチリア散策♪ | Comments(2)
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2014年最後のラ ターボラ シチリアーナのプランのお知らせです!

2014年11月2日~、「シチリアマヨルカ焼き」と「秋の美食」をテーマとした旅を企画しました。

この旅は逗子で活動するマヨルカ焼き作家の中村智世さんとラ ターボラ シチリアーナの共同企画。

前半は陶器の町として知られるカルタジローネで陶器工房&博物館見学、そして陶器ショッピング。ピアッツアアルメリーナで世界遺産の古代ローマ時代のモザイクを見学し、隠れた陶器の名産地SSカマストラへ、そしてパレルモ王宮のキンピカモザイクを見学、、、という陶器好きにはたまらない陶器三昧の旅!マヨルカ焼き作家の中村智世さんと一緒に周ります。

後半はトラーパニ近郊のステキなアグリツーリズモに滞在して、ワイナリー・塩田・オリーブ農園見学、そしてマンマの料理教室等々、秋の美食の旅を満喫!

全工程6泊7日の旅ですが、11月2日からと開催日が迫っているため、前半・後半のみのご参加もできるように日程を調整しました。

ご興味ある方、是非下記詳細をご覧くださいね♪
又、お友達・お知り合いで秋の旅を検討されている方がいたら、是非オススメしてください♪

詳細はこちらから → http://tavola-siciliana.com/set_plan/ceramicaspumo.html

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陶器大好き!美味しいもの大好き!シチリア大好き!

そんな方にぴったりのプランです♪

開催時期は迫っておりますが、おそらく今年限定のこのプラン、、、是非是非ご参加くださいね!

●2014年秋マヨルカ陶器作家中村智世さんと周るシチリア陶器の街巡りと美食の旅
http://tavola-siciliana.com/set_plan/ceramicaspumo.html
by latavolasiciliana | 2014-09-24 18:02 | ラ ターボラ シチリアーナ | Comments(0)
2泊3日でピエモンテにプチお菓子巡りの旅に行ってきました。

一緒に周ったのはオーブンミトンの小嶋さん。彼女の味に対するこだわりは半端じゃなく、あーでもない、こーでもない言いながらお菓子を見て、食べて、意見を交換して、、、やっぱり同じ目的を持って感想を言い合える人との旅はとっても楽しく♪ 最近、シチリア一辺倒でしばらく他の州のお菓子を見て周っていなかったので、今回は楽しく、そしてちょっと刺激的な旅となりました。

周った街はミラノから出発して、

アレッサンドリア → アルバ → バローロ → カネッリ → ニッツァ モンフェッラート → アスティ → トリノ

3日間で本当によく周った!(笑)

ピエモンテと言えばこのお菓子。

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イタリア菓子好きにはおなじみのbaci di dama(バーチ ディ ダマ)。一言でバーチと言ってもお店によってレシピは色々。味も違えば色も違う。そこらじゅうのパスティッチェリアでバーチを買い込み、食べ比べてみましたが、本当に全く違うのね、、、と思わんばかり。そりゃ、頭では違うことは分かっていますが、実際に比較してみると、どこがどう違うのかが明確に分かってきます。

お菓子巡りの旅ですが、ピエモンテと言えばワインの名産地、、、ということでバローロではテイスティングも楽しんできました。

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途中、都内とあるイタリアンレストランのスタッフと合流。カンティーナ訪問にも連れて行っていただき、、、。

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(ありがとうございましたっ!)

ピエモンテ料理も満喫し、、、、

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いやいや、たったの2泊でしたが、本当に充実の旅となりました。

お菓子に話を戻すと、イタリアンレストランの方の紹介でお菓子工房を見学させていただいたり、小嶋さんが「ピエモンテで一番美味しいと思う!」というパスティッチェリアの女主人にお話を伺ったり、お店を周るだけではなく作り手からのお話も聞くことができて、色々な意味で勉強になる旅でした。

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本や雑誌で見たり、他の人から話を聞いたりする知識と、その土地に行って空気を吸い、景色を見て味わって体で感じた知識は全く別のもの。その土地に行かないと分からないことがたくさんのです。ピエモンテは3回目の旅行でしたが、その時の自分の知識量や経験、そして年齢によっても随分印象が変わってくるもの。何度同じ土地に行っても面白いものです。

戻ってきたシチリアは猛烈なシロッコが吹き、暑い、、、(汗)ピエモンテも25度くらいで土地の人は「暑い、暑い(汗)」と言っていましたが、こちらはまだまだ本当の夏です。一体、いつになったら雨が降り始めて気温が下がってくるのか、、、今年は過ごしやすい夏だった分、シチリアの夏は長そうです。
by latavolasiciliana | 2014-09-18 20:03 | イタリアを旅する | Comments(0)
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先週、多くの知人から、

「ハエ、出てるね~、、、」

という話を聞きました。

なんのこっちゃ?という感じですよね(笑)

シチリアの9月、オリーブ栽培は非常に注意が必要な時期。何故なら、針のようなものでオリーブの実に穴をあけちゃう「ハエ」が一番発生しやすい時期だから。

このハエ、7月くらいから出没するのですが、暑い8月はハエにとっても暑すぎるため人間と同じであまり活発に動き回りません。が、9月、、、ちょっと気温が下がってきて、私達も

「あ~すごしやすいな~♪」

なんて思い始めた頃から、ハエも同じ気分になるらしく、、、オリーブに穴を開け始めるわけです。

先々週にチェックしたときには、そんなにハエがたくさんいる感じはしませんでしたが、先週、数人の生産者の方から突然ハエが!という話を聞き、心配になり私達もウチの農園に今日、チェックに行ってきました。

結果は、、、やっぱりハエいるいる!いや、正確には眼で見てハエがいっぱいいるわけではなく、ハエに刺されたオリーブが結構ありました。あ~~~(涙)

ちなみにハエに刺されると、そこから腐ってきて、、、(涙)

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今年は冬~春先にかけて例年より雨が多く降りました。湿度が苦手なオリーブ。シチリアではそれによっての被害は大きくはありませんでしたが、中北部のほうではその後も気温が上がらずに湿度だけが高かったため、カビや湿度による病気が蔓延しました。その上、今年は冷夏、そしてシチリアを除いては夏にも大量の雨が降りました。今年はイタリア全土、オリーブ受難の年。シチリアは冷夏と言っても、それなりに気温は上がるし、夏に大量の雨に見舞われることも無く順調、、、?と思っていたのですが、例年9月初~中旬にかけてまとまった雨が降るはずなのに、今年はまだ降らない、、、オリーブは水不足のせいか、まだちょっと小さい感じがします。そして今の時期のハエ(涙)

去年は9月の末にハエが大発生!それに比べれば今年のハエはまだまだ数は少ないのですが、時期は少し早く。

手間ヒマかけて育ててきたオリーブの収穫は年に1回。でも9月に一気にダメになっちゃう、、、なんてこともよくある話。オリーブに限ったことではないですが、自然と対峙する農業は本当に厳しい、と毎年思うのでありました。

シチリアでは今年は生産量が減ることは間違いないだろう、、、と言われています。そして心配なのはその品質。どの生産者も1年間、大切に大切に育ててきたオリーブ達。最後の難関、ハエに負けずに今年も美味しいオリーブオイルが生産されることを祈るばかりです。
by latavolasiciliana | 2014-09-15 01:50 | オリーブのお話 | Comments(0)
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トラーパニで、「近くの美しい砂浜は?」と聞けば、ほぼ100%返ってくるであろう返事は、

サンビート ロ カーポ

でも、パレルモで同じ質問をすれば、その返事は、

「モンデッロ」

モンデッロはパレルモから10kmくらいと至近距離にある比較的小さな砂浜。背景にペッレグリーノ山を臨む美しい海岸です。が、、、。

やはり8月のモンデッロはすごかった(汗)

先日、仕事でパレルモに行った帰り道、せっかくパレルモまで来たんだから、、、と、久しぶりにモンデッロに寄ってみました。トラーパニ近辺にはしつこいようですがサンビートがあるので、夏のモンデッロに来たことはなく、冬の静かなモンデッロしか見たことがなかったのですが、やはり8月のシチリアの海はすごい。海岸にはLido(リド=海の家)が立ち並び、道からほとんど海は見えない(苦笑)

かろうじて、端っこのほうにLidoがないところから海が見えた(笑)

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ここはLidoとLidoの小さな隙間。

ま~、こうやって冷やかしながら海岸を散歩するのも楽しいものです(笑)

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港の前にモンデッロのピアッツァ。なんかレトロな感じです。

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昔はここも静かな港町だったのでしょうね~。

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わっ!パレルモっぽい!(笑)

トラーパニって何故かこの手のベタな感じのお店がないんです。サンビートにもない。どこが、、、って言われると非常に説明しにくいんだけど、このポップな感じとか、ちょっとダサめな感じが、、、パレルモっぽい、、、。

冬のモンデッロはLidoがないので、この湾を眺めながらず~っとお散歩できるのですが、夏はそういう気にもあまりなれず。残念!

でも仕事帰りのプチリフレッシュにはよかったかな♪

とは言え、、、完全なトラーパニ贔屓の私としては、断然サンビート ロ カーポの方が美しい!と思うわけでありますが(笑)もっとも、サンビートにも大量のパレルミターニ(パレルモ人は言葉のアクセントで分かります)が来ているところを見ると、彼らもそう思っているのかも知れない、、、。

パレルモからモンデッロまでは市バスが出ています。半日でチョロっと美しい海が見たい!という方にはオススメです♪
by latavolasiciliana | 2014-09-11 17:18 | シチリアの海 | Comments(0)
ラ ターボラ シチリアーナで毎年開催している「シチリア食文化を探求する6泊7日コース」が今年も10月11日より開催されます!

毎年11月下旬に開催していたこのコースですが、11月は比較的曇り空になることが多い季節。そして、サマータイムも終了し、日も短い、、、ということで、今年はまだまだ夏気分も味わえる10月に開催することにしました。

6泊7日のプランではとにかく食三昧!毎日の料理教室に、毎日の工場見学。短期間で西シチリアの食文化のハイライトを一気に見ることができる充実のプランです!

料理を教えてくれるのはおっかさんシェフのマリアさん。

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マルサラ出身のマリアさんが教えてくれるのはマルサラ料理、、、そう、マルサラ料理ってトラーパニ料理と微妙に若干違うのです。たった30キロしか離れていないのに、、、。

マリアさんの料理のベースはマンマの料理。でも20年もレストランで働いているキャリアもある立派なおっかさんシェフでもあります。

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ちょっとした彼女のエッセンスが加わったマルサラ料理は日本でも再現できる料理ばかり!そしてとにかく美味しい彼女の料理。私も年に1回のこのプランの開催が待ち遠しいくらい(笑)

このプランではシチリアの食の原点を見ていただくべく、多くの工場見学をプランに組み込んでいます。

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・オリーブオイル工場見学と試飲
・マルサラワインワイナリー見学と試飲
・ドンナフランカ 無農薬のブドウ畑とワイナリー見学
・古代製法の塩田見学
・シチリアの名産品の試食とワインのテイスティング
・トラーパニ、エリチェ、ギリシャ神殿の観光
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今年はちょうどオリーブの収穫時期にあたるので、収穫風景や絞りたてのオリーブオイルの試飲ができるかも♪

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宿泊はワイナリーに併設されたアグリツーリズモ。ワインがとっても美味しい楽園です♪

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ここには実は秘密のワインが眠っていて、、、。マルサラのワイン文化を継承する数十年もののワインがコレクションされています。プランに参加された方はもれなくこの「秘密のワイン」を試飲することができます。このワイン、本当に滅多に試飲できない貴重なワインです。

2009年に初めて開催したこのプラン。とにかく、私自身も勉強になり、皆さんと一緒に楽しませていただくのですが、今年は何故か参加者が少なく今のところ超少人数制(笑)本来は全期間のご参加のみを受け付けているのですが、今年に限り3泊~予約を受け付けさせていただいております。シチリアには行ってみたいけど、、、、と思っているそこのあなた!(笑)このチャンスに是非シチリアに来てみませんか?

プランの詳細は下記URLをご覧ください。

●シチリア食文化を探求する6泊7日
http://tavola-siciliana.com/set_plan/chef.html

3泊~の料金のお問い合わせはホームページ内のお問い合わせフォームからお願い致します。

今年の秋はシチリアで会いましょう!
by latavolasiciliana | 2014-09-09 19:18 | ラ ターボラ シチリアーナ | Comments(2)
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「今日のお昼は何がいい??」

シチリアの家庭では朝、きっとこんな会話をしている家族が多いはず。

職場と家が比較的近いシチリアの地方都市では、多くの人はお昼休みに家にごはんを食べに帰ります。うちも例に漏れず。毎日帰ってくる、、、となると大変なのは準備をする女性陣。イタリア人は朝ごはんは甘いパンとカッフェと軽めに済ますので考える必要はありませんが、昼ごはんと夜ごはんを毎日考えるのは結構大変なもの。そこで、冒頭の会話を繰り広げる夫婦がたくさんいるわけです。

シチリア人、仕事のスタイルは様々ですが、トラーパニでは大半のオフィスやお店は13:30くらいに一度閉まります。1時間の休憩で戻る人もいれば、午後の部は16:30頃からひらくオフィスも多いので数時間家で休んでから戻る人もいたり。「お昼寝しているんですか?」とよくお客様にも聞かれますが、本当に寝ている人はあまりいないように思います。その時間を利用して、家事をしている人がほとんどかと。ちなみにうちは14:00くらいに家に帰ってきて15:00過ぎにまた仕事に戻ります。

お昼ごはんのメニューを考えるのが面倒なときは私もC氏に聞きます、なにが食べたいか。大抵、「なんでもいいよ~」という、一番して欲しくない返事が返ってくるわけですが、先日、

「マグロのパスタが食べたいな~」

という珍しいリクエストが。

そういえば、マグロのパスタって私も久しく食べていない、、、。久しぶりに、日本でお刺身なる部分を茹でてオリーブオイル漬けにした美味しいマグロの瓶詰めを買ってきて、リクエストにお答えしました。(ちなみに5~6月のみ生の黒マグロが出回るトラーパニでは、必ず冷凍しなければならない今の時期、マグロは市場に並びません)トマトソースで煮込む人が多いですが、夏の美味しいトマトがあったのでフレッシュトマトをちょこっとだけ入れて、マグロ本来の美味しさを十分に味わえるように♪ 冷凍庫にとっておいた春に収穫した甘~いグリーンピースも入れてみました。最後にピリっと青いオリーブオイルをかけて出来上がり!我ながら満足の味でした!

毎日のメニューを考えるのは正直大変だな~、、、と思うことも多々ありますが、ま~このおかげで健康的な食生活ができていることも否めない、、、(一人だったら絶対に簡単に済ませちゃいそうで・汗)こんな生活が送れるのもシチリアに住んでいるからかな、と最近はシチリアに感謝することにしました(笑)
by latavolasiciliana | 2014-09-09 15:29 | REIのおうちごはん&お菓子 | Comments(0)
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先日仕込んだトマトソースに続き、、、日曜日は、マンマのお昼ごはんを諦め、カポナータを1年分作りました。

ラ ターボラ シチリアーナのFBページにて、

「今日はカポナータDay。1年分を仕込み中。」

という投稿をアップしたところ、

「カポナータって一年分作り置きするんですか!?」

という質問を多数頂き、、、ええっ!?と、逆に驚いてしまった私、、、。シチリアの情報もかなり日本に入っている模様だけれども、まだまだ日本では広まっていない情報もあるのだな~と、改めて実感。そういうことを伝えていきたいので、これからも日本人としての眼と心を忘れずにおらねば!と、カポナータ作りながら真剣に考えちゃいました(笑)

さて、カポナータは、ナス、ピーマン、玉ねぎをオリーブオイルで揚げて、ケッパーやアーモンドを入れてパッサータ(トマトソース)で煮込んだシチリアを代表する夏の料理。保存期間を長くするための工夫で、最後にビネガーと砂糖を加えて甘酸っぱく仕上げます。

ここシチリアではカポナータは夏野菜が美味しい時期に作りおきして瓶詰めにします。だって、夏野菜は夏がや味が濃くて美味しいから。(冬にも夏野菜出てきますが、やっぱり美味しくない&高い)

今日仕込んだのはナス5キロ、ピーマン2キロ、玉ねぎ1キロ、パッサータ3L分。オーソドックスなケッパー&ビネガー&砂糖全部入りと、オレガノ&塩だけのシンプルバージョンを作りました。

私が作るカポナータは、材料は揚げません、、、っていうと「それは偽者だ!」とおっしゃる方もたくさんいらっしゃると思いますが(笑)

私もシチリアにすみ始めた頃は、

「カポナータはそれぞれの材料をひとつひとつオリーブオイルで揚げています。揚げていないものは、カポナータとは呼べません!」

と胸を張って言っていたんですけどね、、、保存するとなると、この油が劣化するわけです。どんなにオリーブオイルが劣化しにくいオイルだと言っても、数ヶ月経てばやはり劣化します。(既に熱が入っているわけだし)

私が今まで保存用カポナータを教わった料理上手な方々の多くは、材料をオリーブオイルで揚げていませんでした。基本はやっぱりオリーブオイルで揚げる、、、のだと思いますが、揚げていないカポナータも揚げたものと同じくらい美味しくて。そして、現地の方はすぐに食べちゃうのか、それとも保存するのか、それによって作り分けているところをみると、一概に「揚げていないものは偽者よ」と言えないな~、なんて最近思い始めました。トラーパニのもっと南に浮かぶ小さな島パンテッレリア島では「Ciaki ciuka(チャキ チュカ)」という不思議な響きの揚げないタイプの野菜の煮込みもありますしね~。

ちなみに私は保存用カポナータはオーブンで作ります。(「シチリアのおうちレシピ」の26ページ載ってますよ!)オレガノと塩だけで煮込んだものは鍋で作りました。両方作ってみたのですが、、、断然オーブンで作った方が美味しそう、、、、❤ 余計な水分が飛んで野菜の美味しさが凝縮されるからかな?

そしてもうひとつ気が付いたこと。ケッパーからはすごい旨み成分が出る、ということ。いや、前から知っていたことではありましたが、いざ食べ比べてみると、いやーびっくりした!

ビンの中で馴染んで美味しくなっていくカポナータ、、、そして冬に食べる夏の恵みはこれまた一段と美味しく感じられ♪ 更に、いそがしー!なんていうときには、ビンを開けてパスタを茹でればあっ!という間に素敵なランチに大変身。(あら?トマトソースの時にも書いたような・笑)とにかく保存食作りって大変だけれど、やっぱり普段の食卓を充実させてくれる、欠かせないアイテムです。

ちなみに「おうちレシピ」には保存用カポナータの瓶詰めの作り方も載っています。夏野菜がまだあるうちに、皆さんも是非試してみて下さいね!
by latavolasiciliana | 2014-09-07 22:39 | REIのおうちごはん&お菓子 | Comments(0)
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9月26日(金)から5泊6日で東シチリアを周遊する「究極の美食とシチリア陶器の旅」、現在最終受付中です!

プランではシチリアファンなら一度は行ってみたい、、、と思っている人も多いレストランを周ります

●キラモンテグルフィの豚肉専門店「Majore(マヨーレ)」
●カターニャの魚介専門店「Antica Marina(アンティカ マリーナ)」
●マドニエ山脈のキノコ専門店「Nangalarruni(ナンガラルーニ)」

そして、モディカチョコレートと言えば、、、の「Bonajuto(ボナユート)」でチョコレート工房見学。(ちなみに2005年に私がスタージュしていたお店です)

シチリアは公共の交通機関が本当に発達していない土地。いずれもバスや電車では非常に行きにくい場所にあり、全てのレストランを自力で周るのは相当大変、、、。プランでは専用車で周遊するので、楽々安全に美食の旅を楽しむことができます!

食だけではなく、観光プランも充実。

●古代ギリシャの首都 シラクーサ
●【世界遺産】ピアッツァ アルメリーナ古代ローマの別荘のモザイク
●【世界遺産】バロックの街世界遺産 ラグーサ
●【世界遺産】ジャリジャリモディカチョコレートで有名なモディカ
●小さい宝石キアラモンテグルフィ
●【世界遺産】シチリアマヨルカ陶器ショッピング!カルタジローネ
●夕暮れが美しい中世の街 チェファルー

ね?充実しているでしょ?

9月のシチリアは季節的に暑すぎず、でもまだ夏気分を味わえるとっても気持ちのよい時期!

REIと一緒に5泊6日の美食の旅へ出かけませんか?

ギリギリのご参加でイタリアへの往復チケットが少し高いのでは、、、と思い、少しだけですが参加費をオマケしちゃいました。1名様でご参加の場合のシングルルームへの追加料金をオマケ、2名様でご参加の場合も更に参加しやすい額に値下げしました!

詳しくはホームページをご覧ください。

●REIと旅する東シチリア周遊「究極の美食とシチリア陶器の旅」
http://tavola-siciliana.com/set_plan/Sicilia_est2014.html

締め切りは9月15日!出発日が近づいていますので、ご興味ある方は早めにご連絡下さいね!
皆様からのお問い合わせお待ちしております!

<東シチリア周遊美食と陶器の旅・写真集>

●カターニャの魚市場

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●ズラリと並ぶアンティカマリーナ@カターニャの前菜

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●シチリアファン垂涎の豚肉専門店「Majore(マヨーレ)」

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●美しくロマンチックな海の町チェファル

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●山の街カステルボォーノでキノコ三昧!

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●かの有名な陶器の町カルタジローネの142段の階段、1段ずつ違うデザインの陶器が施されています

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●異次元空間 世界遺産のバロックの街 モディカの夜景

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●映画マレーナの舞台にもなったシラクーサのPiazza Duomo、美しすぎる夕暮れ

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●モディカで一番古いチョコレート屋さんボナユート

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●ラグーサの美味しいジェラート屋さん、オリーブオイルのジェラート、ピリ辛チョコレートジェラートなんて変り種もあり!

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●シラクーサのメルカートで食材ショッピング!

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私と一緒に美食の旅をしましょう☆ お問い合わせお待ちしています!

●REIと旅する東シチリア周遊「究極の美食とシチリア陶器の旅」
http://tavola-siciliana.com/set_plan/Sicilia_est2014.html
by latavolasiciliana | 2014-09-06 03:16 | ラ ターボラ シチリアーナ | Comments(0)
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<お知らせ>
9月の料理教室@シチリアにお問い合わせを頂いておりますS.K様。何度かご連絡をさせていただいているのですが、どうやらメールが届いていないようです。お返事は9月3日の午前5:00頃と、本日9月5日の19:50頃(いずれも日本時間)にさせていただいております。迷惑メールフォルダーをチェックするか、このブログにコメント、または、FBページよりメッセージにてご連絡いただけると助かります。

ご連絡をお待ちしております。

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2004年9月3日。それは私がイタリアの地に降り立った日でした。

これから始まるであろう1年半のイタリア生活にワクワク、ドキドキ、、、ありふれた言葉ですがまさに期待と不安が混じる気持ちで出発した成田空港。

当時の私の夢は「海辺のカフェ」でした。シチリア料理やシチリア菓子をメインにしたノンビリできるカフェ。元々イタリア料理&菓子を専門にしていた私ですが、かしこまって食べる料理は作るのも食べるのもなんとなく苦手。何度食べても飽きない家庭料理をベースに気軽に入れて居心地のよい空気が流れるお店、、、将来のそんな夢を抱いてイタリアにやってきたのでした。

あれから10年、、、あの時はまさか自分がシチリアの地に住み着くであろうとは思ってもみませんでした。

私にとって1年の中で節目になる日が3回あります。1つ目は6月13日、自分の本当の誕生日。2つ目は9月13日、2004年にイタリアに降り立った日。3つ目は1月初旬、念願の労働ビザを獲得した日。それぞれの日に、色々な思いが頭の中をよぎります。それは懐かしい気持ちだったり、がんばらなきゃっ!という新たなる決意だったり、こうして普通に生活していられることの感謝の気持ちだったり、、、。

10年一区切り、とよく言われますが、去年くらいからずっと感じていた10年という年月の重み。あっ!という間に過ぎたような感じもしますが、振り返れば本当にたくさんの出来事がありました。語り始めたら1日中止まらないでしょう。

この10年でシチリアも随分変わったな~、、、と思います。特にトラーパニの街は私がここにやってきた2005年に開催されたアメリカズカップというヨットの国際的レースが開催されたのをきっかけに、観光産業がグーンと伸びました。シチリア全体で見ても、古いものはそのまま残しつつも現代文明(笑)が随分浸透してきたようにも思えます。でも、私がここにきて最初に見た大自然はその時と変わらず、、、、街は変わっていっても、この風景だけは悠久に変わらないのだろうな。

自分よ、10歳の誕生日おめでとう。これからの10年も、後に振り返って充実してたな、、、と思える人生を過ごしたまへ!
by latavolasiciliana | 2014-09-04 14:58 | REIのシチリア日記 | Comments(6)

イタリア人も美食と羨むイタリアの南に浮かぶ島・シチリア島から、トラーパニ在住のREIが食材情報、レシピ、オリーブオイル豆知識など、美味しい&幸せな食卓をお届けします!


by latavolasiciliana