<   2013年 10月 ( 18 )   > この月の画像一覧

e0335287_23343395.jpg


昨日はREIの料理教室でしたっ!

先月までは、トマト、茄子、ピーマン、ズッキーニ、、、夏の食材オンパレードでした。天気は日中まだまだ半袖&サンダルで歩けるほど暖かいのですが、食材は冬の顔。カルチョーフィ(アーティチョーク)、フィノッキオ(フェンネル)、ブロッコロ(という名の緑のカリフラワー)、そうそう、リコッタも今からが旬なんですよ❤

昨日は夏が終わった後、冬食材を使ってのお初のレッスンでしたっ!メニューは、、、、

●カルチョーフィのパン粉蒸し煮
●ブロッコロのパスタ
●農園のインボルティーニ(おうちレシピ75ページ)
●レモン風味のリコッタタルト(ドルチェ本93ページ)

e0335287_23593657.jpg


写真はiPhoneで撮ったため暗い&美しくありませんが、料理は美味しかったです♪ 特にカルチョーフィ!この料理、カルチョーフィを掃除するのが大変なので、普段は作らないのですが、、、美味しかった♪ 見た目はすんごく地味ですけどね(笑)

農園のインボルティーニとリコッタタルトはいずれも本に載っているレシピです。生徒さんからは、

「本では見たけれど、実際に味わってみたかった!」

と、リクエストを頂きました♪

本と言えば、、、、。

e0335287_09788.jpg


やっとこさ自分が書いた本に初対面!!(喜)
昨日の生徒さんが、今回の旅行用に、、、と、自分用に持ってきた本を見せて下さいましたっ!思わず、おうちレシピと並べて写真を撮っちゃいました。

5冊ほど、、、シチリアの私のところに送られてくる予定なのですが、配本が始まって早2週間。まだ届きませーん(涙)明日からの東シチリアツアー前には絶対に私の元に届く、、、と思っていたのですが(涙)残念っ!

そろそろ本格的に秋冬の味覚が楽しめるようになってきたシチリア♪ 楽しみです♪
by latavolasiciliana | 2013-10-31 00:19 | ラ ターボラ シチリアーナ | Comments(2)
昨日からオリーブの木オーナー制度Venvs et Salvs(ヴェヌス エ サルス)の50本のオリーブの木の収穫が始まりました!

昨日の朝、アルベルトから電話がかかってきました。

「今日から収穫始めるよ~」

先々週あたりから、もうすぐ、、、もうすぐ、、、と待たされること2週間(笑)今年もいよいよ始まりました!

収穫するのは今年もこのお二人。ジョバンニさんと奥様。

e0335287_16542159.jpg


毎年Venvs et Salvsの農園の収穫をして下さっています。ご自身でもオリーブ農園を持っている彼らは子供の頃から毎年収穫をしているというベテランさん。オリーブを熟知した彼らが丁寧に丁寧に手摘みで収穫します。

e0335287_16593754.jpg


今年もたくさんの宝石達!(喜)

昨日、私が訪れたのは17:00近く。朝は8:00から始めたそうで。この後、暗くなり始める17:30まで収穫をしていました。1日8時間以上収穫、、、、本当にお疲れ様ですっ!

収穫が終わって家に帰ったジョバンニさんご夫妻。

「一緒にcaffe'していかない?」

というお言葉に甘えてお宅にお邪魔してきました。caffe’を頂きながら娘さんの話をきいたり、家の裏にある畑を見せてもらったり。畑の横ではウサギもピョンピョン跳ねてる、、、、ウサギは食用とペット用がいるらしく(笑)ピーターラビットみたいな大きなウサちゃんは食用だそうで、、、(汗)すごくカワイイのですけどね(汗)

話しているだけで田舎が大好きであること、この土地が大好きであることを感じるジョバンニさんご夫妻。こんな愛情溢れる方々に収穫されてオリーブ達も幸せに違いない!

さて今年のオリーブオイルはどんなオリーブオイルなんでしょうか、、、。今年で5年目となりますが、毎年微妙に違うVenvs et Salvsのオリーブオイル。でも、それが最高に美味しいオイルである期待は裏切られません。

私は明日からトラーパニを留守にするため、テイスティングするのはトラーパニに戻ってきてから。あと少しだ~!(嬉)

今年の発送は11月中旬~下旬を予定しています。去年よりは少し早く到着しそうです!オーナーの皆様、どうぞお楽しみに~~~★
by latavolasiciliana | 2013-10-30 17:09 | オリーブのお話 | Comments(0)
さて、前回のエントリーでもったいぶった、カステルボォーノと言えば、、、それは

「パネットーネ」

え?意外??そりゃそうだ。パネットーネ自体はシチリア菓子ではなくミラノのお菓子ですから。しかしカステルボォーノには「Fiasconaro(フィアスコナーロ)」という、おそらく西シチリアでは知らない人がいないであろうほど有名なパネットーネを作るお菓子屋さんがあり。

e0335287_4384769.jpg


普段はクリスマスのみだけに登場するパネットーネですが、ここでは年中販売されているそうで。私がトラーパニで見るのはクリスマスパッケージ。ここでは普段バージョンに包装されているものと、自宅用としてただビニール袋に入っているだけのものも販売されていました。

e0335287_4413394.jpg


パッケージの色の違いは種類の違い。オレンジピールと干しぶどうが入ったトラディショナルバージョンを皮切りに、赤い実のフルーツバージョン、トロピカルフルーツバージョンなどなど、8種類くらいかな?結構な種類があります。

今年の新作はなんと「マンナ」。マンナとはこの辺に生息する木の白い樹液みたいなもので天然の甘味料。これを使ったペーストがたっぷりと上にかかっている、、、この日はキノコ祭りだったので、お店の前でパネットーネの試食をしていて、私もこの新作を食べたのですが。

e0335287_4465860.jpg


個人的にはちょっと微妙。イタリア人達は美味しいって言ってましたけどねー。

フィアスコナーロはパネットーネだけではなくもちろん普通のお菓子もあり。

e0335287_449275.jpg


ジェラートがおいしそう♪

e0335287_4513167.jpg


残念ながらキノコを食べたばっかりだった、、、そして、夜の食事も招待されていたので、今回は食べるのをやめときました。が、次回行ったら絶対食べてみたいジェラート。

せっかく来たからとパネットーネをひとつ買っていきました。私はどんなバージョンがあれども絶対にベーシックなオレンジピール&干しブドウが大好き♪ 触った感じ、既にいつも買うパネットーネとは違いフワフワ、、、。まだ焼きあがってから時間が経っていないのでしょうね。賞味期限は4ヶ月と長いパネットーネ。私がトラーパニが買うパネットーネはきっと既に時間が経っているに違いない、、、。で、翌日、早速食べてみたところ、やっぱり新鮮度が違うー。フワフワしてて美味しかった♪ パネットーネは1キロだったのですが2人で一気に半分ほど食べてしまいました(汗)時間が経ったちょっと固くなったパネットーネも嫌いじゃないですけどね。そう、パネットーネ大好きな私、、、美味しければ新鮮でも、時間が経ってもどっちでも好きなんです(笑)

フィアスコナーロは街の中心広場にあります。キノコを食べに行く方、こちらもお忘れなくお立ち寄りくださいませー。お土産にパネットーネもお忘れなく♪
by latavolasiciliana | 2013-10-29 04:57 | シチリアのお菓子 | Comments(2)
キノコ祭りが目当てで行ったカステルブォーノ。

山の上の小さなキノコの街、と「キノコ」くらいしか予備知識がなかった私。

e0335287_20552994.jpg


山の上の小さな街、、、といえば定番なのが石畳。

e0335287_2058549.jpg


鐘楼の上にはちょっとアラブチックなチェラミカ。トラーパニ近辺はほとんど緑ですがここは青。それにしても空が青いなー。

e0335287_210126.jpg


街並みがどことなくチェファルーっぽいのは気のせい?やっぱり近いだけあるな、、、。

e0335287_2122842.jpg


小道には昨日のエントリーでご紹介したナンガラッルーニのキノコ看板。

e0335287_2144613.jpg


地図もなく適当にテクテク歩いていると街の中心広場らしい場所に出ました。ちなみに車を駐車してからここまで、適当に1本道を歩いただけ、、、。地図がなくても周れるサイズの小さな街です。そういえばエリチェにもどことなく似ているかな~、この街。

さらにずんずん歩いていくと、、、

e0335287_2173825.jpg


やっぱりあったか元お城。

カステルという名前が付く街にはほとんどの街が昔お城がありました。お城=カステッロ。イタリア中に「カステル●●●」という街がいくつあることか、、、。数え切れないほどのお城があったんでしょうね、昔は。

このお城はその昔は要塞だったそうで。左右に塔がある形はチェファルーのドォーモに通づるものが。中は博物館になっていましたが今回はスルー。

夕方ここに戻ってみたら、お城前からはあたり一面を見渡すすごく美しい景色に遭遇。

e0335287_21125984.jpg


中央広場の横っちょにあった教会。到着したときには閉まっていましたが、夕方には空いていたので入ってみました。

e0335287_21153993.jpg


壁や柱にはフレスコ画。50セント払うと地下にある秘密の礼拝堂へ入ることができ。

e0335287_2118043.jpg


いくつかの小さな部屋があるのですが前面フレスコ画で埋め尽くされていて圧巻。昔、ここに司祭達が集まり祈りを捧げていたそうです。地上階の教会がきらびやかな装飾なのと裏腹に、地下は一面のフレスコ画。今となってみればフレスコ画は貴重な財産ではありますが、当時はやはり金や大理石が高価なものとされ、フレスコ画は質素な装飾だったそうです。もっともラファエロとかが描くフレスコ画は別物ですが。

夕方の中心広場。

e0335287_21271031.jpg


おおおー、すごい!
この日はキノコ祭りだっただけあって、シチリア名物(笑)のおじいちゃんの集会、、、見事に集団を成していました!

e0335287_21225883.jpg


今回は全く出来ませんでしたが小道歩きも楽しそう♪

近いうちにキノコを食べつつ、今度は博物館に行ったり、、、街歩きも楽しみに再訪してみようかな?小さな街ですがかわいくって、意外と見るものがたくさんありそうなカステルブォーノでした。

さて、カステルブォーノと言えば、、、パレルモ近辺では知らない人はいないであろう!という有名なものがあります。(トラーパニでもおそらく知らない人はいません)さあ、なんでしょう??おそらくキノコより有名です。それは、、、次のエントリーにて♪
by latavolasiciliana | 2013-10-28 21:30 | シチリア散策♪ | Comments(0)
チェファルーの近くにあるカステルブォーノという街では毎年秋に「キノコ祭り」が開催されます。

というウワサは何回も聞いたことがありますが、10月は仕事やオリーブ収穫で忙しくて今までなかなか行く機会もなく。今年からラ ターボラ シチリアーナの予約システムを変更したおかげで、今年はちょっと時間に余裕が出来て。初めてキノコ祭りを見に行くことが出来ました。

e0335287_3551467.jpg


トラーパニからは約200キロ。ブイブイ言わせつつ車を走らせること約2時間。山の上にある街、カステルブォーノに到着。早速キノコ祭りのポスターを見つけて気分は盛り上がる!

が、、、、。

街はシーンと静まり返る、、、。街の中心に到着するとチョロっと屋台が見えてきたけど、閉まっている屋台も多く、、、、。

e0335287_403563.jpg


プログラムをよーく見てみると、ギョギョギョ。夜にならないとイベントは開催されない模様。なんとーーーーーっ!私の頭のなかではキノコの展示とかしているのかと思ったのですが(笑)

街をウロウロしていて見かけたのがこの看板。

e0335287_432192.jpg


あ、そうだ。ここにはキノコを食べさせてくれるトラットリアがあったんだった、、、と、突然思い出し。看板のあった小径を覗くとカワイイ感じのお店があって。

e0335287_454472.jpg


時はお昼時、、、お腹も空いていたので、まずはここでお昼ごはん♪

さてと、、、と、外の席に座ろうとしたとき。

「毎度~。」(とは言ってませんけどね・笑)

という声と共にキノコが届いた!

e0335287_49573.jpg


キノコ祭りでキノコは見れそうにもないけどここでやっと見れた!(笑)

e0335287_4101654.jpg


おっ!ポルチーニもいるよ~♪

「ポルチーニはもう季節も終わりかけているんだよね~。ここ2ヶ月、すごい大量にとれていたんだけどさ。」

トラーパニ近辺は雨が少なく気温も高いため、キノコが生えやすいような環境がなかなか出来にくく、、、。ポルチーニなんてお目見えすることはまずありませんが、パレルモ~メッシーナにかけてのマドニエ山脈やネブロディー山脈の高地ではポルチーニがたくさん収穫できるそうです。うらやましー。

その後も続々と届くキノコたち。

e0335287_4142098.jpg


e0335287_4163642.jpg


こちら黒キノコ。初めて見ました。

キノコの名前、色々聞いたんですけどね、、、、覚えられなかった(笑)難しいんですよね~、キノコの名前って(汗)

e0335287_4341727.jpg


キノコ、色々と説明してもらいとっても勉強になったー。しつこいようですがトラーパニで食べることは出来ませんから。

さてさて。お勉強の後はごはんを食べないと!

「キノコが食べたいわ~」

前菜はお任せで頼みました。

e0335287_439965.jpg


キノコのカルトッチョ!少なそうに見えますがたっぷりの3人前♪

e0335287_4404010.jpg


キノコの炒め物。

e0335287_4423793.jpg


ネブロディ山脈で作られた生ハムも♪ これがトロリと舌の上でとろけるようで美味しかったなー。
いや~、山の幸!

e0335287_4451383.jpg


パスタはC氏と一緒に行った友達はキノコのパスタ。パスタが微妙に黒いのは我らがトラーパニ県(笑)のカステルベトラーノ近辺で栽培される古代種のセモリナ粉を使っているから。ただの乾麺に見えますが手打ちパスタです。独特の風味で美味しかった!

e0335287_447373.jpg


本当は私もキノコのパスタを食べたかったのだけれど、、、。皆で同じものを注文するのもいかがかと思い、キノコと豆スープに。こっちも優しい味で美味しかったのですが、やっぱりキノコの味をダイレクトに味わうならキノコのパスタだったなー。

あーでもないこーでもない言いながらモグモグ食べてると、カメリエーレのお兄ちゃんが、

「厨房に日本人の女の子が働いているんだよ!」

と。

出てきた女子と自己紹介しあったところ、、、。な、なんと、以前に私にFBでメッセージを頂いていたことが発覚!そして私は、、、大変失礼なことに返事をしていなかった、、、っ!あれは確か日本に行く前の出来事で、、、オリーブオイルセミナーやシチリア祭りの準備に追われていて、メッセージは読んだもののついつい返事をするのを忘れてしまっていたのでした、、、、。

「佐藤 礼子さんですか?トラーパニの?前にメッセージ送ったことがあるんですよー♪」

と、明るく言われ、、、はっ!と思い出した私。穴に入りたい気分でした、、、、。(タマちゃん、本当にゴメンネ!汗)

キノコのお勉強をして、キノコを楽しみ、楽しくおしゃべりをしている間に、、、もう16時を過ぎてるー。ってなことで、お店を後にしたのでした。

お店の外に出てみると、さっきより若干人が増えて、お祭りらしくなっていました。が、残念ながらこの日は夜にも予定が入っていて、、、街を少し散策して退散。

キノコ祭りでキノコを見ることは出来なかったけれど、キノコを食べることができたからいいとするか(笑)

e0335287_4565192.jpg


期間中、キノコツアーも行っている模様。来年は予約してみるかなー♪
by latavolasiciliana | 2013-10-28 04:17 | シチリアのお食事処 | Comments(2)
e0335287_013093.jpg


まだまだ夏、、、なんて思っていいたら、あっという間に10月も下旬にさしかかり。

これまたマダマダ、、、なんて思っていた「東シチリア周遊 美食の旅ツアー」も、気が付けばもう来週!

ラ ターボラ シチリアーナは2006年、西シチリア中心に活動を始めて早くも今年で7年目。ここ西でもマダマダたくさん紹介したいことはあるのだけれど、去年からちょいと力を入れているのが東シチリアを回るプラン。シチリア、西と東では随分違うんです。それは辿ってきた歴史が違うから。

四国の1.5倍程度の大きさ、と言われるシチリアですが、かつては多くの独立都市から成り立っていました。それ故、今も地方ごとにその時の歴史が反映される文化が根付いています。そんな事を、トラーパニにいらっしゃるお客様に力説していたら、「西は見たから東も見たい!」というリクエストが増えてきて、、、。今年から定番化させることに決定ー。その定番化第1弾が来週開催されます!

プランはカターニャから出発して、

●シラクーサ
●ノート
●ラグーサ
●モディカ
●キアラモンテ グルフィ
●カルタジローネ
●チェファル

を周ってパレルモ市街解散の5泊6日!

シチリアをバスで旅したことがある方はお分かりかと思いますが、この工程を5泊6日でバスで回るのは到底無理、、、。いや、出来たとしても街でゆっくりする時間は取れません。それでは旅行する意味もなく。シチリアって本当に公共の交通機関の便が悪いんですよね、、、ま、そこがまたたまらなく惹かれるところでもあるんですけどね(笑)

一番上の写真は、私の古巣モディカ。ここ数年、仕事で年に2回は行っていますが、モディカ再訪は私にとって嬉しいお仕事のひとつ♪ 何せボナユートの仲間達に会えるチャンスですから。

そして今回の旅の大きな目的は「美食の旅」の他、「陶器ショッピング」!シチリアの陶器の街!といえば、、、、のカルタジローネではいつもに増してショッピングの時間を増やし、チェファルーではサントステファノ ディ カマストラの陶器を♪ そして美食で忘れられないキアラモンテ グルフィのの豚専門店「Majore(マヨーレ)」、、、、ここも忘れずに行ってきます。今回はラグーサでの地方料理を食べるチャンスもあり、これも久しぶりで楽しみ!

ラ ターボラ シチリアーナの旅は普通のツアーと違って、皆様が「もうちょっとここを見たい!」と思ったときに、フレキシブルに対応が出来ること。もちろん、出来ることと出来ないことがありますが、出来る限り皆さんが興味を持ったモノ、場所を重点的にシチリアを楽しんで頂きたいと思っています♪

戻ってきたらレポートしますのでそちらもお楽しみに!
by latavolasiciliana | 2013-10-26 00:25 | ラ ターボラ シチリアーナ | Comments(4)
今日、うちの近所を歩いていたら、こんなものを発見。

e0335287_1654294.jpg


そうだー、もうすぐフルッタ マルトラーナの季節だ!

フルッタ マルトラーナはマジパンで色々なフルーツを象った11月2日の死者の日のお菓子。シチリアではこの日、なくなった方々を偲びつつフルッタ マルトラーナを食べるのが習慣。シチリアではこのお菓子を手作りする人もたくさんいて、この時期になると型や色粉など、フルッタ マルトラーナを作るための道具が店先に並び始めます。お菓子屋さんのショーケースにはズラリとフルッタ マルトラーナが並びそれはそれは圧巻。

シチリア伝統菓子には欠かせないこのお菓子、もちろん先日出版した「シチリアの伝統菓子とマンマの手作り菓子」にも載っています。(作り方54~55ページ)

フルッタ マルトラーナは実はとっても時間のかかるお菓子。それは色を付けるのに、滲まないように塗っては乾かし、塗っては乾かし、、、何層にも色を重ねてリアル感を出していくから。撮影ではそんな時間は絶対に取れない!と思った私は、シチリアの家でフルッタ マルトラーナ作りに励み、大切に大切に日本に持っていきました。最後まで仕上げるのにかかったのは3日。時間はかかりますが、出来上がったときの達成感といったら、、、そりゃすごい自己満足(笑)

e0335287_310193.jpg


かわいいったらありゃしない(笑)
これは実際に本の撮影に使ったフルッタ マルトラーナ。本番はスタイリストさんがとっても可愛くスタイリングしてくださり♪ お気に入りのワンショットです(@54ページ)。

e0335287_3122319.jpg

右の写真はベースのマジパンを作ってまずは型に入れて抜いたところ。

フルッタ マルトラーナは、洋ナシやリンゴなどのように型を使わずに手で形を作っていくものと、バナナ、レモン、イチゴのように型で抜いて作るものの2パターンがあります。型で抜くのは簡単だろう、、、と思うかもしれないのですが、これがまた微妙に難しくって。立体感を出すのに9年前の修行時代、私も一苦労しました。



e0335287_3172382.jpg

色付け最中はこんな感じ。

色粉を水で溶かしながら色を作るのですが、、、これがまた難しい。薄すぎると乾いたときに色が出てこないし、濃すぎるとドギツイ。お店ではいつも色を既に準備していたので、すぐに作り始めることが出来ましたが、家では1色1色準備が必要。すごく時間がかかります。


フルッタ マルトラーナといえば、私がシチリアで習いたいもののかなり上位に食い込んでいたお菓子のひとつ。でも、どこで習おうかな~、、、と思いながらボナユート(@モディカのお菓子屋さん)でチョコレート修行をしている時のこと。シチリアの食の雑誌をパラパラとめくっていた時に見かけたフルッタ マルトラーナ、、、それはすごく美しく上品で優雅。そして本物?と間違うくらいリアル感に溢れ。これだっ!と思ったら一直線。そのページに書いてあったマリア グラマティコというエリチェのお菓子屋さんにすぐに電話。修行をさせてもらえないかどうかを打診してみました。

e0335287_3253199.jpg
マリア グラマティコのフルッタマルトラーナ*アプリコット*


こうして2005~2006年の冬季にマリアグラマティコでフルッタ マルトラーナをはじめ、アーモンド菓子のイロハを学ぶこととなったのです。

初めての事ばかりだったフルッタ マルトラーナ修行はとっても楽しく♪ 私にとってはすごくたくさんの想い出があるお菓子です。今の季節、ショーケースに並ぶフルッタ マルトラーナを眺めてはその時のことを思い出します。

本では家庭でも出来るレシピを載せましたが、残念ながら

「気軽に作ってみてくださいね!」

といえるお菓子ではないことは確か。でもどうやって作っているのか、、、ということはわかっていただけるかと。シチリアを旅すれば一度は必ず見かけるこのお菓子。あ~、こうやって作っているのね~、と本を見ながら謎解き。それもまた楽しいかと♪

銀座、池袋、横浜、、、日本から

「平積みになっていますよ!」

とたくさんのご報告を写真つきでいただいています♪
先週、出版社から配本が始まり、そろそろ全国書店で出揃ってきたようです。書店に行ったら是非お手に取ってみてくださいね!

Amazonはこちらから。

という私のところにはまだ届いていません、、、早く私も出来上がった本を見たいのですが~(笑)届くまで気長に待つとしますか、、、、。
by latavolasiciliana | 2013-10-24 16:09 | シチリアのお菓子 | Comments(0)

秋の畑

連日暑い日々が続くシチリア。

日曜日からアフリカからの風シロッコが吹き、また気温が上がっています。朝はちょっと肌寒いので薄手の長袖を着たりするんですが、10時くらいから気温はグングン上がり、、、タンクトップか半袖に着替えます。

それでもやっぱり畑は既に冬支度。

e0335287_1923258.jpg


9月下旬に日本に行くまえに植えたばかりの”ブロッコロ”という名の緑のカリフラワー。既に結構大きくなっています。

e0335287_1935730.jpg


フィノッキオことフェンネル。今年は4畝植わってる、、、ひひひ。クリスマス頃には収穫したての香り高いフィノッキオが楽しめるな♪

パパの畑には常に青物が植わっています。夏前にはサラダ菜、ロメインレタスなどなど、生サラダにする用の葉っぱが植わっていますが、シチリアの夏の暑さに耐え切れず、7月中旬で枯れちゃいます。そして、9月になって雨が降り始める頃、ホウレンソウやチコリ系の茹で野菜用の青菜を植えるのです。

e0335287_1985221.jpg


秋は野草の季節でもあるので、畑の青菜はこれで十分だそうで。あとは週に1回ほど野草を大量に積んでくれば1週間、青菜には困らない。あ~、羨ましいこの生活!

e0335287_19105861.jpg


そして食べごろまであと1ヶ月ちょっととなったオレンジ!今年も元気に育っています♪

今はまだまだ暑いけれど、着々と冬に向かっているのね、、、と思っていた矢先に畑の隅っこにこんなものを発見!

e0335287_1914010.jpg


な、なす、、、。

「植物は元気だし、まだまだ実を付けるから放置してあるのよ。」

と、マンマ。
確かにこんな小さな実がゴロゴロついていました。夏よりも時間がかかるものの、直径10センチ超くらいまで大きくなるそうです。毎年さすがに10月下旬になるとナスも枯れているので、今年は本当に気温が高いんでしょうね。

畑の隅っこに今年は何も植えていない土地が余ってました。春に日本に行ったときに今年こそ育ててみよう!と思ったゴボウや大根の種をこっそり日本から持って帰ってきました。(注・種は持ち込み禁止物のひとつです!)日曜日は日本野菜を植えてこようかな♪ 果たしてシチリアで育つのか!?
by latavolasiciliana | 2013-10-22 19:19 | 畑の四季折々 | Comments(0)

パパのリンゴは秋の味

e0335287_19151888.jpg


パパの畑には無農薬で育てる2本のリンゴの木があります。

1本は小ぶりな赤いリンゴ、もう1本は青リンゴ。大切に育ててきた2本の木、今年は豊作!我が家にも毎週のようにドッサリとリンゴが届きます。

リンゴって寒い国の食べ物だ、、、って思っていた方はいませんか?実は私もそう思っていました。最初にパパの畑にリンゴの木がある、、、と聞いたときにはすごく驚き。パパの畑(家から少し離れたところにあります)の近くにはリンゴ農家もいて、パパの家の近くを車で走りながら売っているのですが、どうやら地域で完売してしまうらしく。残念ながらトラーパニの町ではトラーパニ近辺で生産されたリンゴはほとんど売っていません。

シチリアのリンゴは9月下旬に収穫が盛んになるのですが、パパのリンゴは少し標高が高いところに植わっているせいか、収穫はいつもオリーブの収穫と同じ10月中~下旬。まだまだ気候は暑いですが、私にとってパパのリンゴは秋の味覚♪
パパの畑でとれたリンゴは実がしっかりしまっていてシャキっとしていて甘酸っぱい、、、♪ 小ぶりながらにギュっと自然の恵みが凝縮されたような美味しさ。

マンマからはカリンも持っていかない?と言われましたが、実はカリン、あまり好きではない私。

「じゃー、部屋の中に置いておきなさいよ。芳香剤としてすっごく良い香りが漂うわよ♪」

今朝、リンゴと一緒にもらってきたザクロと一緒にキッチンに飾りました。

e0335287_19244411.jpg


現在我が家はフルーツの香りが充満しています♪

りんご、ザクロ、かりん、、、シチリアの秋の味覚。この季節が終わるといよいよオレンジの季節が到来!

やはりシチリアは食の宝庫♪
by latavolasiciliana | 2013-10-21 19:31 | シチリアの旬色々 | Comments(0)
1年間、手塩にかけて育て、2日かけて100%手摘みで丁寧に収穫したオリーブ達は「フラントイオ」と呼ばれるオリーブオイル搾油所に持っていきます。

たいていのオリーブ農家は自分の搾油所は持っていません。(数千万の投資が必要ですから・汗)その代わり、地域にひとつは必ず存在するフラントイオ。私達の農園から一番近いフラントイオは農園から約5キロほどのところにあります。半径10キロ地帯の人達はたいていここのフラントイオに持っていきます。それぞれのフラントイオで施設はさまざま。数十年前の古い機械のところから、最新のテクノロジーを駆使しているところまで、、、。

私達は、農園から10キロほど離れたところにあるアルベルトが管理しているフラントイオに持っていきました。

e0335287_197146.jpg


持っていったオリーブはまず何キロあるのか計られます。今年は145kg。すくなっ!そして、順番待ち。

e0335287_19104382.jpg


収穫最盛期にはここの黒板に名前が入るまでに数時間かかることもあるほどの混み様ですが、まだまだ収穫は始まったばかり。持っていった時間が夕方早い時間だったこともあり、待ち時間はほとんどなくオリーブはオイルとなるべく、、、

e0335287_19124164.jpg


放り込まれた!ザザーーーーー。

さて、ここからはひたすら待ち時間、、、その間、何をしているかというと、、、。

e0335287_19204972.jpg


とある人は井戸端会議。

e0335287_19212049.jpg


とある人は自分のオリーブを心配そうに眺める。

e0335287_19233274.jpg


そしてやっぱり人のオリーブオイルも気になる(笑)

その年の収穫状況の情報交換をしたり、オリーブ栽培について、オリーブオイルについて、知らない人でも「オリーブ」という共通項の元に段々おしゃべりに花が咲いていきます。

それにしてもこの空間、非常に年齢層高い、、、(汗)ちなみに女子は私一人。シチリアの経験豊富なおじいちゃん達がいっぱい。おなかぽっこり、独自のファッション、そしてその立ち振る舞い。見ているだけで相当楽しめるこの空間(笑)

そしてやっぱり気になるのは出てくるオリーブオイル!

e0335287_19303727.jpg


オイルが出てくるところには人が集まります。皆、コメントもなく無言で出てくるオリーブオイルを見つめる、、、ってちょっと怖い瞬間でもあり(汗)

出てくるオリーブオイルは収穫した人によって随分違うんです。私はその横で、何の品種なのか、どこに畑があるのか、どんな状態だったのか、、、などなど、ウルサク付きまとって話を聞きながら最後に、

「試飲してもいい?」

と図々しく聞く(笑)待っている間に私達の前に搾油した3人のおじいちゃんに試飲させて頂きましたが、

「ウチの農園は状態がいいからね!そのために1年、ほんと大変なんだよ。。。」
「庭にあったオリーブの実を収穫してきたんだよ。実は50キロしかないけど、なかなか良さそうなできじゃな。」
「この木は、代々続く樹齢200年の木でね、、、、」

なんて話を聞きながら試飲。
それぞれのオリーブの木にそれぞれの思い出や歴史がある、、、なんて思いながら試飲するのは、いつもの欠陥がどうとか、このオイルは何点だ、、、というテイスティングとはちょっと違う、非常にセンチメンタルな試飲。3人中、一人の方を抜かしてはオリーブオイルは自家消費用。おうちで消費するのに彼らが美味しい!と思えるオリーブオイルであればそれでいいのです。

さて、いよいよ私達の番、、、、っ!ドキドキ、、、、。

e0335287_4143338.jpg


キターーーーっ!

今年もエメラルドに輝くグリーンのジュース、、、、♪ きたきた、、、。最初はチョロチョロ出てくるのですが、あるときからジャーっと勢い良く流れ出てきます。三角の入れ物に溜まったオリーブオイルは自分達で持ってきた保存用のステンレスタンクへ。

e0335287_4173491.jpg


ステキな色、、、って、わが子を愛でる私達(笑)

e0335287_4192246.jpg


試飲用のカップに注ぐとまだ暖かいんです、絞りたてのオリーブオイル。(注・熱いわけではありません)最後の最後までわが子を愛で、、、試飲は必ずフラントイオの外で行います。

145キロのオリーブから絞れたのはたったの22L。ちなみに去年は800キロのオリーブオイルから130Lほどのオリーブオイルが絞れました。その差は歴然。そして、試飲の結果、去年と同じくらい、自分好みのオリーブオイルは出来ませんでした。去年のオリーブオイルはアルベルトいわく、

「品評会に出しても上位クラスに食い込むほどのオリーブオイル」

いやはや。本当に美味しいオイルでした。

今年のオイルは、オリーブの青みはバッチリ出ているのですが辛味に比べて苦味が少ない。いや、もちろん欠陥オイルではないし、普通に市販されているオリーブオイルの品質を考えれば十分美味しいオリーブオイルなのですが、2年目の生意気な新米生産者の私が目指すオリーブオイルには仕上がりませんでした。高い理想を掲げる親を持つ子の苦労、、、と言ったところでしょうか(笑)気温が一気に上昇して思ったよりもオリーブが熟してしまったことが原因かと思われます。ハエ攻撃にあったこともその一因。1年間、大切に手入れをしてきたのに最後の2週間でやられちゃいました(涙)

自然を相手にする農業って本当に難しい!と、2年目にして痛感するのでありました。頭では分かっていることなんですけどね、、、こうして実際に自分で体験してみると、頭をガツンと殴られた気分でして。1年中、手入れをすることの大変さ。自然とじっくり対峙する我慢強さ。毎年、品質の高いオリーブオイルを安定した量造り続けることの難しさ、、、だからこそ面白いのかもしれません。来年は、品質も、量もアップするように、がんばるぞ!と早くも心に誓った私でした。

なんだかんだ言いましたが、、、やはり絞りたてのオリーブオイルはとっても美味しいわけでして♪ ましてや自分達が手塩にかけてきたオリーブちゃん達だし♪ 本来ならこのままタンクでしばらく寝かせてから食すわけですが、絞りたてのオリーブオイルが大好きな私。一足お先に早速瓶につめて持って帰ってきました♪ 明日から色々な料理に使って楽しみます!
by latavolasiciliana | 2013-10-21 04:57 | オリーブのお話 | Comments(6)

イタリア人も美食と羨むイタリアの南に浮かぶ島・シチリア島から、トラーパニ在住のREIが食材情報、レシピ、オリーブオイル豆知識など、美味しい&幸せな食卓をお届けします!


by latavolasiciliana