カテゴリ:シチリア 家づくり日記( 4 )

家づくり日記、間が空きましたが、、、前回は、家探し第1弾。


気に入った家を逃した!というところまで書きました。

1年かけてやっと探した気に入った物件がダメになり、、、気を取り直してまたイチから探す事に。

細かい条件はたくさんあるものの、絶対に譲れない!という条件は、、、

・旧市街から近いところ(車で15分圏内)
・眺めがよい
・緑がある
・ゴミゴミしていない
・買い物しやすい

こんなとこかな?

間取りは買った後に変えることもできるので(いわゆるリノベーション)、まずは立地条件が一番の条件。
尚且つC氏は毎日、お昼ごはんを食べに帰ってくるし、突然オフィスにいかねばならないことも多々あるため、
旧市街のオフィスから帰ってきやすいところ、これが最優先でもあり。

今度はアパルタメントのみならず、一軒家も探してみる事に。
しかし一軒家、あまりにも古い家は修復にすごい時間がかかるが故(5年とか、、、)、そこそこ新しい物件で。
と思ったのですが。
ここ数年、ミニサイズの一軒家も多く建っていますが、少し前まではこの辺の一軒家って巨大で。
300平米、、、とか普通に出てくるんですが、、、。
そんなに大きな家は掃除が大変だから困るんですけど、、、、(笑)
なかなか手頃のサイズの家が出てこず、、、そこで目を付け始めたのが新築物件。

新築物件はまだなーんも建っていないところに、これから建つ予定の家を図面だけ見て契約するので、
できた家を買うより相場も少し安く。
でもね、まだ建っていないから、これから何が起こるかわからない、、、最後まで家が建つかどうかもわからない、、、不安要素もあり。
ただ、この時点なら、まだ間取りも変えることができるし、融通はきく、、、。

ということで、中古アパルタメントと新築一軒家を中心に探す事に。

新築アパルタメントを候補から省いたのは、思いのほか高かったから。
トラーパニの中古アパルタメントは120平米が平均でしたが(ちなみに前住んでいたアパルタメントは140平米でした)、
最近は90平米~110平米くらいが中心。
その割には、新築一軒家に近いくらいの相場。
だったら、土地もある一軒家の方がいいのでは?と。

そんなこんなで改めて家探しが始まりました。

一軒家はどうやって探すかというと、、、やっぱり車で走りながら探す(笑)
一軒家が建っているのはトラーパニ郊外。
かつては田園だった土地を、ここ30年くらいで開発している新しい住宅地がある辺り。
中でも、人気な地域が2つあって。
1つはパレルモに向かう方向に出来た高台の塩田の風景が一望できる地域。
もう1つは、トラーパニの海岸沿いに広がった海の近くの地域。

それに中古のマンションも合わせて、、、探しましたよ1年間。

そして最終的に選んだ土地がここ!

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まだ何もない、、、(笑)

選んだのは海の近く。
後ろに見えるのはエリチェの山。
ここには全部で9軒の家が建設される予定でした。
間取りは変更可能だけど外観は全部一緒、、、ということで、そういう家は嫌だなー、、、、と思っていたのですが、
トラーパニの人達に聞いてみると、

「1軒だけポツリと建っている一軒家は空き巣が入るよー」

とのご意見。

ご近所さんがいた方が安全とのこと。

それもそうよね、、、。

ここは海からも近く、旧市街までは海岸線をぶっ飛ばせば5分で到着という好立地。
前のアパルタメントからもそう遠くないので、買い物するお店も一緒。
街の中に居ながら田舎気分が味わえる、、、ほぼ私達の希望は満たしている唯一の物件。

ここに決めた!!

この時点で2013年秋。
家を探し始めてから2年でした。
早いのか、遅いのか、、、わかりませんが、とにかく決まってよかったー!

1人で家を買うならば、自分が気に入ればいいので早く決まりそうな感じもしますが、
2人だと本当に大変でした。
田舎好きな私と、新しいものが好きなC氏。
好みは真逆(笑)
お互い身の回りになかったものを求めた、、、そんな2人が納得できた唯一のオウチでした。

さて、ようやく家は決まったのですが、、、ここからが長かった、、、、。

家づくり日記はまだまだ続く(笑)



by latavolasiciliana | 2017-05-10 17:01 | シチリア 家づくり日記 | Comments(0)
さて、そんなこんなで賃貸生活に終止符を打つべく、家を探し始めた私達。


私達が当初探していたのはトラーパニ市街のアパルタメント。
でも旧市街ではなく新市街の住宅地で、という条件付き。
何故なら、旧市街は、、、

・歩行者天国になっていて車が入れない
・車庫が確保できない
・知り合いが山ほど旧市街にいて落ち着かない
・建物が古くて不都合が多い(水がなくなっちゃうとか)
・近くに食材を買えるお店がない(あるけど観光客向け)

などなど、、、理由はたくさん。

その中でも一番大きかったのが「水」の確保。
トラーパニは現在でも1軒に1つ(または2つ)大きな給水タンクがあって。
そこに2日に1回、市から自動的に配水されるようになっています。
でも旧市街の給水タンクは比較的小さ目で。
アパルタメントの住民全員が使う訳なので、その水がなくなっちゃったらおしまい。
自分達で水を買う事になります。
でも、旧市街のアパルタメントには管理会社はほとんど入っていないので、
誰かが水を手配したとしたらその人が全額負担することになっちゃう、、、
なので水がなくなったらおしまい、、、というパターンが多く。
一方、新市街の新しい建物は給水タンクが比較的大きく、大抵のアパルタメントに管理会社が入っているため、
水が万が一なくなっても、すぐに水を運んでくるように手配してくれます。
その費用は、後々管理会社が計算して、年に1回清算するシステム。
水は高いので1年に1回の清算は「ひょえー!」と驚く事も多かったですが、水がなくなるのは本当に不便、、、。
(一番最初に住んでいた旧市街のアパルタメントで何度も経験あり!)

旧市街の古い建物も趣があっていいのですが、諸所の便利さを考えて新市街の住宅地で探す事に。

家を探すといえばやっぱり不動産屋。
でも、不動産屋に行く前に、今はインターネットという便利なものがあるわけで。

まずはネットである程度の相場を調べてみました。

ふーん、、、そんな感じなのねー。
新築でなければ思ったよりも安いかな?というのが最初の印象。

ただ、2人が納得する物件はなかなか少なく。

当時住んでいたマンションは5階(日本では6階にあたります)だったので、
日当たりも良く、エリチェ山を目の前に臨むベランダがあって。
やっぱり家は上層階がいいよねー。

住宅街とはいってもあまりゴミゴミした雰囲気のところは嫌よねー。

ちょっと緑があるところがいいわー。

あ、買い物もしやすいところが、、、。

2人で条件を挙げるとキリがなく(苦笑)

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※写真は、今の家の前に住んでいたアパルタメントのダイニングキッチン横の大きな窓。
借りる前に内見をしに行ったときの写真で、この風景に心奪われました。
後々、ここにテーブルを置いて春~夏はここでごはんを食べていました♪

夜な夜なネットで家を探す私(笑)
日中は時間があれば散歩がてらちょっと足を延ばして実際に街を歩き、「Vendesi(売り家)」の看板を探す。
週末は2人で車でウロウロしながら物件探し。

時折覗いてみる不動産屋では全く心惹かれる物件がなくて。
実際、不動産屋を通さずに売られる物件も多く。
小さな街なので良い物件は口コミ、あるいは「Vendesi(売り家)」の看板を張っておくと自ずと売れるらしく。
不動産屋は最後の駆け込み寺的な存在。

が、しかーし!

探し始めてから1年くらい経った頃。
不動産屋のホームページでちょっと気になる物件があって、、、。
早速連絡してみてみる事に。

外観はこんなマンション。


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比較的新しいマンションで、住宅街にありながらも比較的静か。
当時よく朝ごはんに行っていたBarがすぐ近くにあって、八百屋や肉屋もパン屋も近くにあって買い物も便利。
すっごく広いキッチンが魅力的だったこの家。
多分、20畳くらい。


e0335287_20070861.jpgそれに続いて同じくらいの大きさのリビングがあって。回数もその時と同じく5階で、採光の良い明るいキッチンとリビング。
位置的には当時住んでいた家から1kmほど旧市街に寄った場所でしたが、位置関係はほとんど一緒でしたので
キッチンの窓からはやっぱりエリチェの山が見え。
リビングはいい感じのフローリングで仕上げてあって。

一発で気に入った私❤

ここにする!!

価格的にも予算内だし。



もう引っ越しする予定だったらしく、リビングには中には段ボールがあって。
この時点でもう私の中での妄想が膨らんでいました(笑)

家にこだわるイタリア人。
前の人が住んでいたそのままの空間に住もう、、、という人は少なく。
リフォーム、、、というよりも、かなりリノベーションに近い感じで家を改装する人が多く。
私も、あそこの壁は取っ払って、壁の色はあんな感じで、、、
以前に買ったキッチンも持っていかねばならないので(イタリアではキッチンも一緒にお引越し)、
あんなものを買い足して、こんな台を作ってもらって、、、とかなりの妄想。


内見が終わって翌日。

不動産屋から電話があり、、、

「あの~、、、スミマセン。あの家、大家さんの気が変わったらしく、、、やっぱり売らない、、、と言い出しまして」

えええええええええ!!
ぬわんと~、、、、、。

大家さん、私達が気に入ったのを見ていて、どうやら売るのがもったいなくなったとのことで、、、(苦笑)
(モノって意外とそんなものなのかもしれませんねー。)

ということで、あっさり敗退(涙)

せっかく1年かけて気に入った物件が出てきたのにぃぃぃぃぃ。

振り出しに戻りました。

ということで、家探し第2弾に続くっ!



by latavolasiciliana | 2017-04-08 20:28 | シチリア 家づくり日記 | Comments(0)
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さて、私達が家を探し始めたのは、、、思い起こせば、、、あれ?一体いつだろう??
もう遠い昔過ぎてなかなか思い起こせません。(苦笑)

今の家に引っ越してくるまでは、ずっと賃貸で。
※前はこんなおうちに住んでいました。ここから遡って読んでね。

↑のリンクの一番最後に、

「次回は、「家を建てるシリーズ」なんていうのも面白いですね~。(いつになることやら) 」

って書いてある、、、
それが2010年だったから意外と早くその時がやって来たわけで(笑)

あるときふっ、と計算してみたんです。
生涯ずっと賃貸なのと、購入するの、どれくらい違うんだろう?と。

その時支払っていた家賃と、大体の価格相場を比較してみると、ずっと賃貸でいた方が安かった。
ローマやミラノなどの大都市の家賃は東京並みに高いけれど、ここはトラーパニ。
家賃は比較的安く。
それに対して、家を買おう!と思うと、皆さんが想像しているよりも高く。
東京都の郊外、または隣の県くらいは最低でもするわけで。
ここがシチリアで、尚且つ、州都のパレルモであるわけでもないことを考えるとやっぱり高い。

でもね、、、今は元気に働いているからいいけれど、歳を重ね、いまと同じように動けなくなった時の事を考えると、賃貸として払い続けるよりも、
今働けるうちに買っちゃって、最終的には家賃がない方がいいんじゃない?思い始め。
持ち家はいざ!っていう時には売ってお金に換金することも可能だけれど、家賃はずっと払っているだけ。
当たり前だけれどどこにもプールされないわけだし。

だったら、やっぱり買った方がいいんじゃない?と思い始めたのが確か2010年頃でした。
その頃からちょこちょこと物件情報をチェックしたり、「Vendesi(売家)」と看板が張ってある物件をチラ見したり。
(実は家探しが趣味、というくらい好きな私・笑)

私は田舎の一軒家を改装して住むのが夢で❤

ブドウ畑のど真ん中にある古い石造りのおうち。
使えるところは古い状態で残しつつ、普通に生活ができるように改装したおうち。
古いタイルなんかが張ってある建物がいいな~、、、と妄想は膨らむばかり❤

そんなことをC氏に言ってみると、、、

「まぁ、修復するのに最低でも5年はかかるね」

5年。最低5年。
むぅ。

イタリアでは図面を引いてその許可をもらうのに数か月待ち。
新しい窓を付けるのにも申請して数か月待ち。
新しく屋根を付けようとしたら申請して数か月待ち。

待ち時間があまりにも長くて、なかなか完成しない。
尚且つ、泥棒にも狙われやすい、、、(怖)
(C氏に反対された時には、落胆と怒りが入り混じった感じでもありましたが、今になって思ったのは、やめておいて良かった、、、。)

もちろん修復しながら住む、という事も考えましたが、
日常的にかなり仕事が忙しいC氏と私。
一体、誰がいつ、この壮大なる修復プロジェクトを立てて、実行するのだろうか、、、。
C氏は家の構造も詳しいし、やればなんでもできるけれど、肝心の時間がない。(生命力あり)
私は家の構造とか、当時は全くわからず。(生命力全くなし)

イタリア人って水の配管がどうなっているとか、電気はどこをどう通ってどうなっているかとか、壁のこととか、、、
みんな一通り自分達でメンテナンスするくらいの知識は持っているのが常識。
修理を呼んだって、来るまでに時間がかかるから、ならば自分達で直そう、、、という感じでしょうか。
日本は修理を呼べばすぐ来るし、お金さえ払えば手早く修理してくれるし。
とーっても便利ではあるのですが、、、あまりに便利な社会に身を置いていたため、サバイバル能力が失われている私。
(とは言ってもどんな環境でも生きていく自信はありますけどね・笑)

と話は逸れましたが、結局、古い田舎の一軒家修復計画は泣く泣く断念(号泣)

現実的なアパルタメントを探し始めた2011年秋。
なんと今から6年前でした(笑)
気が付けば、↑冒頭の家に引っ越してから1年半後の事でした。。。。

さて次は家探し編につづく。。。。

by latavolasiciliana | 2017-03-29 22:55 | シチリア 家づくり日記 | Comments(0)
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2016年、それはそれは目まぐるしく、あっ!という間に過ぎていった1年でした。
何故、、、?と思い起こしてみれば、昨年の今頃は引っ越し準備で猛烈忙しく。

そして4月、、、ついに引っ越し!


それからというもの、仕事と引っ越しと、、、で激動の日々が始まり。

1年経って、欲しい!と思っていたものが大体揃い、これからは少しずつ自分の生活スタイルに合わせて改造していこうかな?
と思えるくらいまで落ち着きました。

昨年は家の事にかかりっきりで、家の事はブログにアップする余裕もありませんでしたが、
家を買うって一生にそう何度もある事ではないので、1年遅れで記録に残してみようかな?と思い始めました。

ただいま、我が家の周りはお花畑❤
黄色いマルゲリータが咲き乱れています。
写真の左端に見えるのが我が家。
後ろに見える山はエリチェ山。
海までは歩いて10分ちょっと。

大自然に囲まれているけれど、トラーパニ旧市街までは車で5分と至近距離♪

自然あり、街近し、、、というのが、この家を決めた決定的条件でした。

家を買う事を決めてから、今までの記録、ノンビリ綴っていきたいと思います。

どうぞ気長にお付き合いくださいね。





by latavolasiciliana | 2017-03-25 01:19 | シチリア 家づくり日記 | Comments(2)

イタリア人も美食と羨むイタリアの南に浮かぶ島・シチリア島から。トラーパニ在住、「シチリア 食のスペシャリスト REI」が市場、食材、レシピ、オリーブオイル豆知識など、美味しい&幸せな食卓をお届けします!シチリア観光情報もあり☆


by latavolasiciliana