カテゴリ:REIのおうちごはん&お菓子( 56 )

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今が旬のアスパラガス!

シチリアのアスパラガスは野にニョキニョキと生えている細いアスパラガス。
栽培されているぶっといアスパラガスのような甘みはありませんが、
ほのかな甘み、そしてほろ苦く青い香りが、日本の春の山菜を彷彿させます。

アスパラガスは今がまさに旬。
そして今出始めてきたグリーンピース。
私にとってこの2つの食材はまさに春の香り♪

農民市場で両方売っていたのでさっそく買って、、、
さぁ、何をつくろうかな??

まずは軽くアスパラを茹でて、、、。
緑色のとっても美味しそうな茹で汁が残ったので、
これをブロードにしてリゾットを作ることにしました。
グリーンピースも軽く下茹で。
この茹で汁もブロードに。
ちょっとコクを出すために冷蔵庫に残っていた鶏もも肉を加え。
イタリア米を切らしていたので、日本米を使ってみました。
日本米を使ってリゾットを作るのは本当に久しぶりでしたが、
軽く洗って乾かしてから鍋に入れ、あまりかき混ぜすぎないように作ってみたところ、
粘り気も出すぎずに美味しく出来上がりました。

最後に、、、
シチリアのレモンをササっとすりおろして爽やかさをプラス。

うまい!

と思わず声が出てしまうほど美味しいリゾットでした。

旬の美味しい食材を買って、何を作ろうかな~、、、と考える時間は、
とっても楽しい時間。
そして想像通りの美味しい料理が出来たら至福の食事タイム。

やっぱり食べることって幸せだ!
by latavolasiciliana | 2015-04-03 00:19 | REIのおうちごはん&お菓子 | Comments(0)
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最近、すっかり外食が少なくなった私。

今年に入ってから仕事以外、プライベートで外食していない私。
寒い冬、、、ということもあって、外に行く気力があまり出なかった、ということもありますが、
最近、行ってみたいお店もあまりなく、あれが食べたい!と思わせる料理も少なくなってきた、、、。
それよりも、家で食べるジミーなごはんがお気に入りな今日この頃。

私の日常の食事は、「ナントカのシチリア風」みたいな料理はほとんどなく、
旬の野菜をシンプルに焼いたり煮込んだりした名もない料理ばかり。
今日のお昼は、冬野菜のマメスープ。
フェンネル、カルチョーフィ、ブロッコリー、にんじん、ジャガイモ、タマネギを小さめに切って
レンズマメと一緒にただ煮込んだジミ~なスープ。
まだまだフレッシュな香りのオリーブオイルをたっぷりとかけて、
フワっとあがってくる青い香りと共に楽しみます。
コッテリさせたければチーズのすりおろしをかけても美味。

寒い冬はこんなスープがとっても美味しい❤
(既に春っぽいですが、、、)

イタリア料理の基本は家庭料理だと思っていますが、
きっとセカイ全国、どこにいっても代々家庭に伝わってきた「おふくろの味」みたいのがあって、
きっと私はそんな料理が国を問わず好きなんだろうな。

その土地の食文化が反映され、そしてそれぞれの家族の歴史が刻まれた家庭料理。
家族の想いが詰まった一皿、そんな料理に惹かれます。

今年は益々「おうちごはん」に邁進します。

by latavolasiciliana | 2015-02-28 22:01 | REIのおうちごはん&お菓子 | Comments(0)

冬に味わう夏の味

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強風と雨に見舞われた今朝のトラーパニ。

トラーパニの街の入り口に「La citta' di vela(ヨットの街)」と書かれるくらい、風の日が多いトラーパニ。
風だけならいいのですが、雨も降っちゃうとね、、、傘をさしても役立たず。
結局ずぶ濡れになっちゃうので、こんな日は家に篭るのが得策。

が、冷蔵庫は空っぽ、、、、

と、こんな日に大活躍なのが夏に仕込んだトマトソース夏野菜の煮込み

冬の間はトマトはハウス栽培。
夏の路地モノとは全く味が違うので、ほとんど買うことはありません。
でも、この2つがあれば冬でも夏の美味しさを味わうことができます。

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今日は至ってシンプルに。
カポナータは瓶から出して軽く温めて。

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トマトソースは茹で上げたパスタに絡めるだけ。
美味しい!

外は雨だけど、一気に夏気分。

夏には様々な野菜がグングン育つけれど、
冬はやっぱり種類も少なくて。
冷蔵庫も冷凍庫もない時代、夏の恵みを通年味わうため、
そして出来すぎちゃう野菜を無駄にしないために作り始められた保存食。
先人は本当に偉大。

午後から雨はやんだものの、木曜日までは雨模様。
来週からどうやら天気は回復する見込み。

天気予報が当たることを願うばかり、、、、。
by latavolasiciliana | 2015-02-24 04:18 | REIのおうちごはん&お菓子 | Comments(2)
さて、前回のエントリーの続きです。

古代小麦"Tumminia(トゥンミニア)"の全粒粉で作られたの粉の美味しさを100%味わう方法。
タリアテッレで試してみました。

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ブジアーテに続いて、このタリアテッレも粉の粒粒感が見えて、見るからに美味しそうです♪

パスタの茹で汁が美味しかったことから思いついた粉の美味しさを十二分に味わう方法とは、、、
パスタの茹で汁も一緒にいただく、という至ってシンプルな発想でして。
ただ、茹で汁を一緒にいただくだけでなく、野菜のズッパ(スープ)を作って、
その中でパスタを茹でました。

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思いつきで作ったので、野菜は家にあったもので。
ジーラ(という名のスイスチャービルのような葉野菜)、ポロねぎ、ジャガイモを
小さめに切って煮込んで作った野菜スープ。
そこにポキポキとタリアテッレを折りながら入れて茹でます。
出来上がりはパスタから溶け出した粉がスープにトロミをもたらし、、、
ん~、うまい!

これも最初はシンプルに何もかけずに、
次にフレッシュでピリっとした絡みのあるオリーブオイルをかけ、
最後にパルミッジャーノをかけて、、、。
お腹もいっぱい、体もポカポカ。
寒いこの季節にぴったりの一皿でした。

新しい食材に出会って、美味しい食べ方を考えるってとっても楽しくって。
そして美味しい食べ方を発見した時は本当に嬉しい♪
料理ってちょっとした工夫でどんどん美味しくなっていくのが面白いんですよね。

このパスタ、4月に日本で開催するイベントで販売予定です!
イベントの詳細は、もう少し詳細が詰まってきたらブログでもお知らせしますね。
どうぞお楽しみに☆
by latavolasiciliana | 2015-02-08 01:54 | REIのおうちごはん&お菓子 | Comments(4)

粉の美味しさを味わう

カステルヴェトラーノの粉挽き屋さんではそこで挽いた粉でパスタも作っています。

私が一番気になったのは古代小麦"Tumminia(トゥンミニア)"で作った手打ちパスタシリーズ。
中でも食べてみたかったのが、トラーパニの名物パスタ、ぐるぐる巻きのブジアーテ。

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全粒粉で作られているのでパスタは茶色。

どうやって食べようかな~、、、と色々迷ったのですが、
パンを食べたときに粉自体がとっても美味しいな~と思ったので、
その粉の美味しさが一番味わえる方法で食べたいな、と。
となると、やっぱりシンプルが一番!

まずは茹で上げただけのパスタを食べてみます。

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見た目でもモチモチ感が分かるほど。見るからに美味しそうです♪
粉の味が口の中でフワっと広がります。

次に、オリーブオイルをかけてみて。
その次に、パルミジャーノもかけてみて。

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少しずつ実験。

でもちょっと気になったのが、鍋の中に残った茹で汁、、、
蕎麦湯のように白濁していたちょっとトロミがあって。
これまた美味しそう。
蕎麦を食べた後に蕎麦湯を味わうように、もしかしてこれも一緒に食べたら美味しいかも?

やはり予想は的中。

粉の美味しさが茹で汁の中に溶けていて、
オリーブオイルとパルミジャーノを加えた茹で汁の美味しいこと。
パスタを食べている最中に何度も茹で汁を加えながら、パスタと一緒に食べました。

パンにせよパスタにせよ、やはり粉が美味しいって大切なことなんだな~、と、
パンに続きパスタでも再確認。

そして翌日は同じ粉から作られた他のパスタをもっと美味しく味わう方法を思いつきました!

それは、、、次のエントリーにてっ!
by latavolasiciliana | 2015-02-05 23:38 | REIのおうちごはん&お菓子 | Comments(2)

雨週間とお菓子

今週は雨週間のトラーパニ。

今週の月曜日から天気が崩れ始め。
水曜日までは晴れ時々曇り時々雨、みたいに降ったりやんだり、、、だったけれど、
木曜日、金曜日はトラーパニでは年に数回しかないという連日1日中雨、、、。
ま、これも農業やっている人にとっては恵みの雨なんですけどね。
今日、土曜日も朝から雨。

まさに”お天気屋”の私としては連日の雨は気分もドーンと落ちるし、やる気もなくなる(笑)
こんな時は、急ぎの案件がなければ、テレビでも見ながらせっせとお菓子つくりに励みます(笑)

ここ数日作ったもの。

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バターを使わない糖分少なめバナナケーキ、バターを使わないチョコレートケーキオレンジ風味、
バターたっぷりのレーズンのアーモンドケーキ、
うちではヘビーローテーションのシナモンとレモンのクッキー(シチリアの伝統菓子とマンマの手作り菓子P91)、
ゴマクッキー、しょうがはちみつクッキー、、、、
お菓子じゃないけどドミンゴ家の庭から捥いできたBIOオレンジのマルメッラータも。
家にある材料を使って色々作ってみました。

私ってやっぱりお菓子好き❤

我が家では朝ごはんはケーキやクッキーなどの甘いものを食べるので、
お菓子はいくらあっても大丈夫(笑)
でもさすがにバターたっぷり、甘さもたっぷり、、、なものをたくさん食べるのは怖いので、
オリーブオイルで作る糖分控えめのケーキやクッキーを中心に作ってみました。
でもねー、粉中心のお菓子となると、ごはんみたいで軽いから量もそれなりに食べちゃう(苦笑)
ということで、作った矢先にどんどんと消費され、、、結局今朝、全部食べ切っちゃった!(怖)

今日は何を作ろうか、、、と思いつつ、このブログを書いていたら、
今、ちょっと晴れ間が出てきましたっ!

また雨が降り始めるかもしれないので、、、、今のうちに買い物行きます(笑)

皆さん、良い週末をお過ごしくださいね!
Buon week-end!!
by latavolasiciliana | 2015-01-24 17:47 | REIのおうちごはん&お菓子 | Comments(0)

栗羊羹とお好み焼き

新年3日。

日本から毎年この時期にトラーパニにやってくる方々と新年会。お土産に小布施の栗羊羹をいただきました。

今朝は栗羊羹と濃い目に入れた緑茶で朝ごはん。

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あ~、美味しい❤

イタリアはすっかり普通の生活に戻っていますが、まだまだサンガニチ。早寝遅起きですっかり寝正月をたのしんでいます♪

そして、今日のお昼は、、、

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じゃんっ!お好み焼き!

私達はこれを「Pizza Giapponese(日本風ピッツァ)」と呼んでいます。同じなのは形だけ、、、ですが。

Pizza GiapponeseはC氏のお気に入りでもあり。私にとってはキャベツと卵さえ冷蔵庫にあれば、簡単に作れる手抜き料理(笑)今日は、以前にお土産で頂いた桜海老を大量に入れてみました。お好み焼きやシンプルなのが好き♪ 上に乗せる鰹節がユラユラと揺れるのを見ると、子供の頃を思い出します。子供心にはなんか不思議だったんですよね、このユラユラが。

今日は朝から日本な気分。やっぱりお正月ですからね。
by latavolasiciliana | 2015-01-04 02:48 | REIのおうちごはん&お菓子 | Comments(0)
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12月の料理教室@日本のお題は「パンテッリアの島ごはん」。

かつて、イタリアンブームが始まった頃は、前菜にバーニャカウダ(ピエモンテ料理)を食べ、魚介のパスタ(南イタリア)そして、メインはオッソブーコ(ローマ料理)、そしてシメはティラミス(ヴェネト菓子)、、、なんて、イタリア料理食べながらイタリア一周しちゃう感じでした。ちなみにイタリアでは絶対にあり得ません、このスタイル。それがここ10年で、トスカーナ料理、ピエモンテ料理、シチリア料理、などなど、、、地方色を強く打ち出したイタリア料理店が増えてきました。

でもね、、、「シチリア料理」って一言で言っても色々で。トラーパニのトラットリアで出てくるのは

「シチリア料理」

ではなく、

「トラーパニ料理」

なのです。マニアック~(笑)

例えばクスクス トラパネーゼは、トラーパニのトラットリアには普通にメニューに載っていますが、パレルモに行くと消滅し始め、、、カターニャでは壊滅。いちいちこんな感じです。

そんなこんなで、現在の私の研究テーマは「シチリアの地方料理」。

シチリア地方の料理、じゃないですよ。シチリアの中でもそれぞれの地方のにどんな料理があって、それはどんな歴史的文化的背景があって、、、なんてことを辿っていく事。そこで料理教室も、新シリーズ、「シチリアの地方料理」を作ってみた、というわけです。

記念すべき第1回目は、アフリカにほど近い島、パンテッレリア島。これまた相当マニアック、、、。

パンテッレリアといえば、思い浮かぶのがケッパー?パッシート?それとも何にも思い浮かばない??(笑)

先週から、来週末の料理教室のメニュー作りでパンテッレリア島ごはん三昧ですが、いいですねー、島料理。美味しい!島だから魚介料理!なんて単純なメニューではありませんよー。

一番上の写真は7月にパンテッレリア島にバカンスに行ったときの写真。真っ青な海、真っ青な空、、、本当にキレイ☆パンテッレリア島って降り立つとなんか特有の香りがするんです。空気も、香りも特別な島、パンテッレリア。

島の魅力を皆さんに存分にお届けできたら!と思っています。

メニューはまだ秘密(笑)当日のお楽しみ、、、ということで。

明日もまた島ごはんです。
by latavolasiciliana | 2014-11-25 02:54 | REIのおうちごはん&お菓子 | Comments(0)
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「今日のお昼は何がいい??」

シチリアの家庭では朝、きっとこんな会話をしている家族が多いはず。

職場と家が比較的近いシチリアの地方都市では、多くの人はお昼休みに家にごはんを食べに帰ります。うちも例に漏れず。毎日帰ってくる、、、となると大変なのは準備をする女性陣。イタリア人は朝ごはんは甘いパンとカッフェと軽めに済ますので考える必要はありませんが、昼ごはんと夜ごはんを毎日考えるのは結構大変なもの。そこで、冒頭の会話を繰り広げる夫婦がたくさんいるわけです。

シチリア人、仕事のスタイルは様々ですが、トラーパニでは大半のオフィスやお店は13:30くらいに一度閉まります。1時間の休憩で戻る人もいれば、午後の部は16:30頃からひらくオフィスも多いので数時間家で休んでから戻る人もいたり。「お昼寝しているんですか?」とよくお客様にも聞かれますが、本当に寝ている人はあまりいないように思います。その時間を利用して、家事をしている人がほとんどかと。ちなみにうちは14:00くらいに家に帰ってきて15:00過ぎにまた仕事に戻ります。

お昼ごはんのメニューを考えるのが面倒なときは私もC氏に聞きます、なにが食べたいか。大抵、「なんでもいいよ~」という、一番して欲しくない返事が返ってくるわけですが、先日、

「マグロのパスタが食べたいな~」

という珍しいリクエストが。

そういえば、マグロのパスタって私も久しく食べていない、、、。久しぶりに、日本でお刺身なる部分を茹でてオリーブオイル漬けにした美味しいマグロの瓶詰めを買ってきて、リクエストにお答えしました。(ちなみに5~6月のみ生の黒マグロが出回るトラーパニでは、必ず冷凍しなければならない今の時期、マグロは市場に並びません)トマトソースで煮込む人が多いですが、夏の美味しいトマトがあったのでフレッシュトマトをちょこっとだけ入れて、マグロ本来の美味しさを十分に味わえるように♪ 冷凍庫にとっておいた春に収穫した甘~いグリーンピースも入れてみました。最後にピリっと青いオリーブオイルをかけて出来上がり!我ながら満足の味でした!

毎日のメニューを考えるのは正直大変だな~、、、と思うことも多々ありますが、ま~このおかげで健康的な食生活ができていることも否めない、、、(一人だったら絶対に簡単に済ませちゃいそうで・汗)こんな生活が送れるのもシチリアに住んでいるからかな、と最近はシチリアに感謝することにしました(笑)
by latavolasiciliana | 2014-09-09 15:29 | REIのおうちごはん&お菓子 | Comments(0)
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先日仕込んだトマトソースに続き、、、日曜日は、マンマのお昼ごはんを諦め、カポナータを1年分作りました。

ラ ターボラ シチリアーナのFBページにて、

「今日はカポナータDay。1年分を仕込み中。」

という投稿をアップしたところ、

「カポナータって一年分作り置きするんですか!?」

という質問を多数頂き、、、ええっ!?と、逆に驚いてしまった私、、、。シチリアの情報もかなり日本に入っている模様だけれども、まだまだ日本では広まっていない情報もあるのだな~と、改めて実感。そういうことを伝えていきたいので、これからも日本人としての眼と心を忘れずにおらねば!と、カポナータ作りながら真剣に考えちゃいました(笑)

さて、カポナータは、ナス、ピーマン、玉ねぎをオリーブオイルで揚げて、ケッパーやアーモンドを入れてパッサータ(トマトソース)で煮込んだシチリアを代表する夏の料理。保存期間を長くするための工夫で、最後にビネガーと砂糖を加えて甘酸っぱく仕上げます。

ここシチリアではカポナータは夏野菜が美味しい時期に作りおきして瓶詰めにします。だって、夏野菜は夏がや味が濃くて美味しいから。(冬にも夏野菜出てきますが、やっぱり美味しくない&高い)

今日仕込んだのはナス5キロ、ピーマン2キロ、玉ねぎ1キロ、パッサータ3L分。オーソドックスなケッパー&ビネガー&砂糖全部入りと、オレガノ&塩だけのシンプルバージョンを作りました。

私が作るカポナータは、材料は揚げません、、、っていうと「それは偽者だ!」とおっしゃる方もたくさんいらっしゃると思いますが(笑)

私もシチリアにすみ始めた頃は、

「カポナータはそれぞれの材料をひとつひとつオリーブオイルで揚げています。揚げていないものは、カポナータとは呼べません!」

と胸を張って言っていたんですけどね、、、保存するとなると、この油が劣化するわけです。どんなにオリーブオイルが劣化しにくいオイルだと言っても、数ヶ月経てばやはり劣化します。(既に熱が入っているわけだし)

私が今まで保存用カポナータを教わった料理上手な方々の多くは、材料をオリーブオイルで揚げていませんでした。基本はやっぱりオリーブオイルで揚げる、、、のだと思いますが、揚げていないカポナータも揚げたものと同じくらい美味しくて。そして、現地の方はすぐに食べちゃうのか、それとも保存するのか、それによって作り分けているところをみると、一概に「揚げていないものは偽者よ」と言えないな~、なんて最近思い始めました。トラーパニのもっと南に浮かぶ小さな島パンテッレリア島では「Ciaki ciuka(チャキ チュカ)」という不思議な響きの揚げないタイプの野菜の煮込みもありますしね~。

ちなみに私は保存用カポナータはオーブンで作ります。(「シチリアのおうちレシピ」の26ページ載ってますよ!)オレガノと塩だけで煮込んだものは鍋で作りました。両方作ってみたのですが、、、断然オーブンで作った方が美味しそう、、、、❤ 余計な水分が飛んで野菜の美味しさが凝縮されるからかな?

そしてもうひとつ気が付いたこと。ケッパーからはすごい旨み成分が出る、ということ。いや、前から知っていたことではありましたが、いざ食べ比べてみると、いやーびっくりした!

ビンの中で馴染んで美味しくなっていくカポナータ、、、そして冬に食べる夏の恵みはこれまた一段と美味しく感じられ♪ 更に、いそがしー!なんていうときには、ビンを開けてパスタを茹でればあっ!という間に素敵なランチに大変身。(あら?トマトソースの時にも書いたような・笑)とにかく保存食作りって大変だけれど、やっぱり普段の食卓を充実させてくれる、欠かせないアイテムです。

ちなみに「おうちレシピ」には保存用カポナータの瓶詰めの作り方も載っています。夏野菜がまだあるうちに、皆さんも是非試してみて下さいね!
by latavolasiciliana | 2014-09-07 22:39 | REIのおうちごはん&お菓子 | Comments(0)

イタリア人も美食と羨むイタリアの南に浮かぶ島・シチリア島から、トラーパニ在住のREIが食材情報、レシピ、オリーブオイル豆知識など、美味しい&幸せな食卓をお届けします!


by latavolasiciliana