カテゴリ:シチリア散策♪( 55 )

キノコ祭りが目当てで行ったカステルブォーノ。

山の上の小さなキノコの街、と「キノコ」くらいしか予備知識がなかった私。

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山の上の小さな街、、、といえば定番なのが石畳。

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鐘楼の上にはちょっとアラブチックなチェラミカ。トラーパニ近辺はほとんど緑ですがここは青。それにしても空が青いなー。

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街並みがどことなくチェファルーっぽいのは気のせい?やっぱり近いだけあるな、、、。

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小道には昨日のエントリーでご紹介したナンガラッルーニのキノコ看板。

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地図もなく適当にテクテク歩いていると街の中心広場らしい場所に出ました。ちなみに車を駐車してからここまで、適当に1本道を歩いただけ、、、。地図がなくても周れるサイズの小さな街です。そういえばエリチェにもどことなく似ているかな~、この街。

さらにずんずん歩いていくと、、、

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やっぱりあったか元お城。

カステルという名前が付く街にはほとんどの街が昔お城がありました。お城=カステッロ。イタリア中に「カステル●●●」という街がいくつあることか、、、。数え切れないほどのお城があったんでしょうね、昔は。

このお城はその昔は要塞だったそうで。左右に塔がある形はチェファルーのドォーモに通づるものが。中は博物館になっていましたが今回はスルー。

夕方ここに戻ってみたら、お城前からはあたり一面を見渡すすごく美しい景色に遭遇。

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中央広場の横っちょにあった教会。到着したときには閉まっていましたが、夕方には空いていたので入ってみました。

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壁や柱にはフレスコ画。50セント払うと地下にある秘密の礼拝堂へ入ることができ。

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いくつかの小さな部屋があるのですが前面フレスコ画で埋め尽くされていて圧巻。昔、ここに司祭達が集まり祈りを捧げていたそうです。地上階の教会がきらびやかな装飾なのと裏腹に、地下は一面のフレスコ画。今となってみればフレスコ画は貴重な財産ではありますが、当時はやはり金や大理石が高価なものとされ、フレスコ画は質素な装飾だったそうです。もっともラファエロとかが描くフレスコ画は別物ですが。

夕方の中心広場。

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おおおー、すごい!
この日はキノコ祭りだっただけあって、シチリア名物(笑)のおじいちゃんの集会、、、見事に集団を成していました!

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今回は全く出来ませんでしたが小道歩きも楽しそう♪

近いうちにキノコを食べつつ、今度は博物館に行ったり、、、街歩きも楽しみに再訪してみようかな?小さな街ですがかわいくって、意外と見るものがたくさんありそうなカステルブォーノでした。

さて、カステルブォーノと言えば、、、パレルモ近辺では知らない人はいないであろう!という有名なものがあります。(トラーパニでもおそらく知らない人はいません)さあ、なんでしょう??おそらくキノコより有名です。それは、、、次のエントリーにて♪
by latavolasiciliana | 2013-10-28 21:30 | シチリア散策♪ | Comments(0)
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明日日本へ出発ですっ!

で、ギリギリで間に合いました、今年のクスクスフェスティバル!
毎年、青い海白い砂で知られるサンビート ロ カーポでこの時期に開催されるクスクスフェスタ。今年で16回目を迎えるそうですが、年々熱気が増してきています。昨日は初日だったにもかかわらず、車を停めるだけで30分グルグル、、、ようやく停めて会場に行ってみたら驚くほどの人、人、人、、、、っ!話している言葉からするとシチリア人率少なしっ!まだまだバカンスしている人、たくさんいるんですねー、この時期でも。

クスクスフェスタは10ユーロでチケットでクスクス+フルーツ or ドルチェ+ワインを楽しめる、というシステム。しかしワインは毎年ホットワイン(苦笑)冷やす設備がきっとダメなんでしょうねー。毎年頭が痛くなるから今年はパス。15種類くらいあるクスクスの中から今年選んだのは、、、、

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Cous Cous di Carne(肉のクスクス)!

写真では分かりにくいですが、、、なぜかここのブースだけ、山盛りのクスクス(笑)他のブースの倍以上盛られていました。(だから選んだわけではありませーん・笑)鶏肉ベースで作ったスープにジャガイモがゴロゴロ、、、肉もゴロゴロ、、、。マンマがいつも作ってくれる肉のクスクスとはまた違う味で。同じ肉のクスクスでもこんなに違う味に仕上がるのね。

毎年、アフリカや南米から色々な民族衣装をまとってクスクスを盛ってくれるのですが、今年はおそろいのユニフォーム。ちょっと残念、、、、。

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このお方、初日からすごい列ができていて、既にお疲れの模様(笑)

今年は、クスクスブースの周りにずらりと並ぶスタンドが充実していました。

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チーズ、ワイン、オリーブオイルの販売ブースがあったり、

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民芸品や陶器のブースもあり。去年よりもブースの数はググっと増えていました。これを冷やかして回るのも結構楽しく♪

トラーパニで最大の祭りでもあるクスクスフェスタ。10年前は結構手作り感あふれるイベントでしたが、もはや毎年有名歌手や有名料理評論家がやってくるような、かなり盛大なイベントに成長しました。手作り感溢れるイベントは個人的に大好きですが、1年に1度のお祭り騒ぎ、、、これもまた楽しく♪ 昨日はFrancesco de Gregori(フランチェスコ デ グレゴーリ)というちょっと昔の歌手が来ていたのですが、会場はすごい人混みでチラっと見ることもできませんでした。でも歌はそこらじゅうに鳴り響いているので多少遠くにいても聞くことができます。

さてさて、まだ荷造り、、、どころか、買出しが終わっていませんー。忙しくなるとなぜか急にブログを更新したくなる私(苦笑)さて、これからラストスパートの買い物!がんばってきまーす♪
by latavolasiciliana | 2013-09-25 18:33 | シチリア散策♪ | Comments(0)

マルサラワイン祭り!

更新したいことがたっくさんあるのに、、、全く追いついていません(汗)

昨晩はマルサラで開催されているワイン祭り、その名も「MARSALAWINE」に行ってきました。マルサラと言えばマルサラワインで知られる街。近年、様々なイベントが開催されるマルサラですが、このワイン祭りは今年が初めての開催でした。

チケット購入時にもらうワイングラスを首からぶら下げて、街の数カ所に設置されているブースをまわる、、、というなかなかおもしろいイベントでした。チケットは7ユーロ。ワイングラスは意外としっかりしたもので、これで既に元が取れた感じもあり(笑)

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試飲会場はさすがマルサラ、、、。マルサラワインオンパレード!こんなにあったのね~、、、というくらいのマルサラワインの蔵が出展していました。が、まずは白から試飲してまわり。次に赤。そしてマルサラ&パッシート、、、、いや~、飲んだ飲んだ!(笑)

シチリアのワイナリー中心だったので飲んだ事があったワインも多かったですが、色々な会社の同じ品種のワインを比較しながら飲むなんてチャンスはほとんどないので、すごく良い勉強になりました。それとともに、ワイン業界の全体の傾向っていうのも見えてくる。

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最後にたどり着いた会場は、カルミネ修道院。ここは普段は現代美術館として使われているため、私も入ったことがありませんでした。

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修道院自体はシンプルな作りでしたが、回廊で注いでもらったワインをもって中庭のベンチに腰掛け、星を見ながらワインを飲む、、、こんな雰囲気を味わえるのは嬉しい&楽しい&美味しい(笑)修道院会場はどうやらシチリア以外からきたワイナリーのブースだったらしく。ここでトレンティーノのすばらしい酒蔵に出会いました。少量しか作っていない酒蔵なので、決してVini Italyなんかには出展しないらしく。ならばマルサラ出展は、、、バカンス半分か!?と一瞬思いましたが(笑)既に酔っ払い気味の私に熱く語ってくれたお兄さん。今度トレンティーノに行く機会があったら訪ねてみたい、、、と思わせる熱さでした。

今年初めて開催されたワイン祭り。その場に行ってみるまでたいした情報もなかったし、その場に行ってみても、どこでチケットを買うのか、どこで試飲できるのか、、、よくわからない、、、、シチリアのオーガナイズらしさ満載のイベントでしたが、年々進化していくことを願いつつ。。。。今年でどんなものかわかったので、来年は作戦を立てて挑みたいと思います(爆)
by latavolasiciliana | 2013-07-07 16:36 | シチリア散策♪ | Comments(4)
カターニャ、、、、シチリア第2の大都市。なのに、私が行ったことがあるのは確か4回くらい?しかも、モディカやシラクーサに住んでいた時に、何か用事があって行っただけで、じっくり観光、、、なぞしたことがありませんでした。なんとなくあまり好きな街の一つではなくって。

昔、バールでカッフェをしていたら、イタリアのテレビ局にインタビューされました。

「カターニャを色で例えると?」

「グリージョ(グレー)」

と、間髪入れずに答えた私。

「だめだよ~、アズーロ(青)って言って!」

ってインタビューアに言われ、

「アズーロ!!」

って笑顔で言ったら、その日の夜にそのインタビューがテレビで放映されていました。完全なヤラセだけどね(笑)ちなみにアズーロはカターニャのサッカーチームのカラーです。

という事で、私のカターニャの印象は「グレー」。夏に行ったことがなくて、行ったときはいつも天気があまり良くなくって。そんな事も手伝って、カターニャの街、あんまり好きじゃありませんでした、先週の土曜日までは。

先週の土曜日、天気は快晴。トラーパニから片道300キロ以上をぶっ飛ばして行ったカターニャは、、、美しい街でした❤

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カターニャの街の建物はグレーと白の石で出来ています。グレーの石は近くの活火山エトナ山からやってくる火山石。白い石はシラクーサ方面で採石されているそうです。グレーと白、このモノトーンな感じが私に暗~い街の印象を与えていたのかもしれません。

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この建物もグレーの縦ストライプが入っています。

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カターニャのシンボル、、、と言えば、このゾウのオベリスク。パレルモのジョバンニ・バッティスタ・バッカリーニという有名な建築家が設計したものです。黒いよう溶岩でできたゾウはなんでもローマ時代のもの、、、と言われています。その上にエジプトから持ってきたオベリスクを乗っけたそうです。なんかすごい(笑)

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で、ゾウの前にあるのがドォーモ。こちらもそれとなくグレー。正面にはカターニャの守護聖女サンタ アガタがまつられています。私が行ったときには既に閉まっていて内部を見ることはできませんでした。

カターニャは2002年にノート、ラグーサなど東シチリアの他の7つの都市と共に「ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々」で世界遺産に登録されました。街のサイズが大きいせいか、ノートやラグーサで見られるような、街全体がバロック!という感じもあまりしないのですが、やっぱりこんなのがあります。

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一つ一つの建物をよくみて見ると、やっぱり完全なバロックの街なんですね~。カターニャの街は東シチリアを襲った1693年の大地震だけではなく、1669年にはエトナ山の噴火に伴う溶岩流でも街が崩壊しています。その後、この時代にはやっていたバロック様式で街が建て直されました。

そしてカターニャの街にはローマ円形劇場、ローマ劇場&オデオンなど、ローマ時代の遺跡も残っています。今回は時間がなくてゆっくり見ることができなかったのですが、時間が出来たら行ってみよう。

カターニャの街のオススメの過ごし方は、ドォーモ前広場近くにあるバールで外に座ってゆっくりしたり、メインストリートのVia Etnea(ヴィア エトネア)でお買い物をしたり。そしてお腹が空いたら、ペスケリア(魚市場)を冷やかしつつ、アンティカマリーナでランチ、、、♪ そんな感じでしょうか?

カターニャのアンティカ・マリーナに次いで有名なお菓子屋さんもあるのですが、その話は又今度♪

東海岸に住んでいたのはかれこれ8年前。その頃と比べると、シチリアについても、シチリアの食についても格段に知識が増しました。色々な事を知ってから再訪してみると、新しい発見が色々あるものですね。今回の訪問で、すっかりカターニャ、好きになりました♪ 次回はローマ遺跡や教会巡りをしにゆっくり出掛けよう♪

今年の秋には東シチリアを旅する企画を立てています。カターニャはただの集合地か?と思っていましたが、もう少しカターニャ滞在を長くしてみようかな?なんて思ってみたりして。東シチリアの旅は募集人数が少ないため、ご興味ある方はお早めにご連絡くださいね★
by latavolasiciliana | 2013-05-14 20:32 | シチリア散策♪ | Comments(2)
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トラーパニからロープウェイに乗ること20分、、、、750メートルの山の上にひっそりと作られた石畳と城壁の中世の街、エリチェに到着します。

冬にいくと人っ子一人おらず、犬もネコもいないほどのエリチェですが、3月を過ぎた頃から観光シーズンに突入。今の季節はお昼を過ぎると結構人も増えてきますが、午前中はまだまだ人もまばら。朝は空気も澄んでいるしエリチェに行くなら断然朝をオススメします。(と言いつつ、夕暮れや夜のエリチェもすっごくステキなんですけどねー・笑)

エリチェは街自体がとっても可愛くてどこを切り抜いてもフォトジェニック!それは、きっと建物自体がかわいいから?

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エリチェの街全体も可愛いんですが、私がいつもすっごく気になるのは建物のディテールの部分。色々な模様の鉄でできたバルコニーや美しい鉄格子(?)、そしてドアにかかった手編みのレース、、、、。シチリアの伝統を残している建物が街の景観を美しく保っているのかもしれません。

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エリチェの伝統工芸というと陶器が有名ですが、実はこのカラフルな手織りのカーペットも伝統工芸のひとつ。昔ながらの機織り機で丁寧に作られています。柄はアラブ伝統の幾何学模様。重量もずっしりとしているので、大きなカーペットはお土産には無理ですが、鍋敷きにもなるミニサイズもあります。これなら軽いしかさ張らないし自分へのお土産にオススメです♪

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エリチェはシチリアで唯一「中庭文化」がある街、、、と言われています。きっとアラブの影響でしょう。

中庭文化はトラーパニのアラブ人が侵略してきた時代に作られた旧市街の街並みにも存在しています。ヨーロッパ人がバルコニーを作って外部との接触や、外部に自分達の富を見せびらかしたいというのと対照的に、アラブ人は外部との接触を絶ち(特に女性)その代わり、庭を囲むようにして建物を作ることでご近所さん達とお喋りをしたり、暑い夏は中庭で過ごしたりしたそうです。外からみるとただ小さな扉があるだけなのですが、扉を開けてみるとそこには美しい中庭が広がります。

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ん~、空が青い!シチリア、夏本番!

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今の季節、まだ緑もあって美しいです。この緑ももう少しすると微妙に枯れてきます、、、。(暑すぎだよ、シチリア)

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ふっと視線を下に落として見ると。
おっ!雲がすぐそこに!
エリチェにかかる霧は、霧、、、というよりは雲。海のすぐ側にそそり立つ750メートルのエリチェ山。気温が上がると海水が蒸発して、山の上で冷却されて雲になるんです。

「雲に手が届きそう、、、」

なんてよく言うけれど、手が届きそうなのは上にある雲を想像しますよね。エリチェでは雲の上にいることが多いので、手が届きそうなのは下にある雲なんです(笑)

エリチェは街の中にいれば可愛い街並みと程よく整備された石畳が本当に美しくって、山のてっぺん辺りにたどり着くとそこに広がる大自然のスペタクル。地平線や水平線が見渡せて、地球ってやっぱり丸いのね、ってきっと誰しもが思うことでしょう。

世界遺産になってもおかしくないくらいの街なのに、そこにあまり興味を示さないところも意外と好きかも(笑)世界遺産になって今以上に観光客が訪れるようになったら、エリチェも美しくなくなっちゃうかもしれませんから、、、。

2005年、このエリチェにあるマリアグラマティコというパスティッチェリアで修行をしていた私。お昼休みにはいつもひとりでプラプラ~、と散歩していたのに、それ以来もしかして初めてひとりで散策したかもしれないエリチェは、あの時と全く変わらずやっぱり美しく。時には一人歩きもいいものですね♪
by latavolasiciliana | 2013-05-10 22:34 | シチリア散策♪ | Comments(4)

イタリア人も美食と羨むイタリアの南に浮かぶ島・シチリア島から、トラーパニ在住のREIが食材情報、レシピ、オリーブオイル豆知識など、美味しい&幸せな食卓をお届けします!


by latavolasiciliana