復活祭のお菓子のシーズンが始まりました❤ ~ 鳩の形をした醗酵菓子コロンバ

春になるとやってくるお祭り、それはパスクワ。
日本語で言うと復活祭、英語だとイースター。
そしてこの時期になるとお菓子屋さんやスーパーにはパスクワのお菓子が並び始めます。

私が大好きなパスクワのお菓子、それがコロンバ。
コロンバはイタリア語で「鳩」という意味。
鳩は平和の象徴でもあり、パスクワの食卓には欠かせないお菓子。

今年のパスクワは4月16日ですが、3月に入るとスーパーではコロンバが入った箱が並び始め。
そして1か月を切った今、ますますその勢いは増し。

私も今年1個目のコロンバを購入。


e0335287_22425809.jpg
コロンバはシチリアの伝統菓子ではないのですが、これはシチリアで作られたもの。
コロンバの起源には諸説ありますが、、、とあるパネットーネで有名なお菓子のメーカーが、
コロンバの時期にもパネットーネと同じような生地で、鳩の形で焼いて売り出したのが最初、と言われています。
まるで日本のバレンタインの発祥みたいなものですね(笑)

1930年代の話なので、既に80年以上が経過していて。
100年も続けば立派な伝統となるのでしょうねー。

そもそも伝統って、何かのきっかけで作られたものが、民に受け入れられて長く続いていくと伝統となり。
そうして本質は変わらずとも、時代に合わせて少しずつ変化しながら後世に伝わっていくものなんでしょうね。
今は「流行り」と言われているものも、100年後には「伝統」になってる可能性も大ですよね。

ネット上を見ているとクリスマスのお菓子パネットーネの情報はかなり日本語でもありますが、
パスクワのコロンバの情報は比較的少なく。

コロンバはこんなお菓子。

e0335287_22514019.jpg
鳩の形に見えるような、見えないような(笑)
私は大き目に焼かれている方が頭、小さい方がしっぽ、だと思っていますが。
写真だとサイズ感が分からないかもしれませんが、お皿が直径30cmなので結構なボリューム感。
ちなみに1kgです。

「頭からいく?羽からいく?」

なんて残酷な会話が鉄板で飛び交うのですが、私は頭から。
断面図はこんな感じ。

e0335287_22562761.jpg
私が好きなのはオレンジの砂糖漬けが入ったシンプルなもの。
パネットーネはこれに干しブドウが入っているのですが、コロンバは入っていないものが多くて。
(ちなみに干しブドウも入ったほうが好きですー)

チョコレート、ピスタチオ、アーモンド、等等、色んな風味が出ているんですけどね。
やっぱりクラシックなのが一番好き❤

ちなみにコロンバ、卵、バターがたっぷり入った醗酵菓子。
パンのようなお菓子です。

スーパーや食材店では並び始めたコロンバですが、
すんごく美味しいパネット―ネを作っている田舎のパン屋さんに聞いてみたら、

「そうね~、、、、4月に入ってから準備するからね~、、、」

とかなりゆっくりな模様。
職人さんが作るパネットーネはもう少し待たないと食べられなさそうです。

2016年のクリスマスシーズンは合計10個のパネットーネを2人で食べ尽くし、、、、。
(これを私は”パネットーネ修行”と呼んでいます・笑)
さて、2017年のパスクワ、コロンバ修行はいったい何個でしょうか?
ちなみに土曜日に開けた↑のコロンバ。
美味し過ぎて1日でほとんど食べちゃいました(汗)

あーん、季節季節に美味しいものがあって、最近、横幅の成長が気になるシチリア生活です。



by latavolasiciliana | 2017-03-27 23:03 | シチリアのお菓子 | Comments(0)

イタリア人も美食と羨むイタリアの南に浮かぶ島・シチリア島から、トラーパニ在住のREIが食材情報、レシピ、オリーブオイル豆知識など、美味しい&幸せな食卓をお届けします!


by latavolasiciliana