2016年 03月 22日
パンツアーが終了しました♪
3月19日、サンジュゼッペの日にトラーパニ近郊の小さな村で行われるパン祭りの時期に開催した
「シチリア古代小麦とパンを巡る旅3泊4日」
無事に終了しました!
イタリアのパンは美味しくない、と良く言われますが、シチリアのパンは味わい深く噛めば噛むほど美味しく。
その何故?を紐解くために、パンにまつわる色々を巡るこのツアー。
1日目は古代小麦の生産者を訪問。
何故古代小麦にこだわるのか、古代小麦と普通の改良小麦はどうちがうのか、無農薬栽培にこだわる理由などなど、、、
生産者ならではのお話をたくさん聞く事が出来ました。
この方々、トラーパニの農民市場で知り合ったのですが、見た目は田舎のおっちゃんとおばちゃん(失礼ながら)なのですが、
その知識と経験、そしてこだわりの考え方は見た目からは想像できないほどで。
またゆっくり訪問してみたい生産者さんでした。
その後は、「トラーパニ風ピッツァ」を味わいに旧市街へ!
トラーパニの老舗ピッツェリアにてトラーパニ風ピッツァを。
さて、トラーパニ風ピッツァって、、、どんななんでしょうね?(笑)
2日目はスローフードのプレシディオにも登録されているカステルヴェトラーノの黒パンの工房と古代小麦の粉挽屋を訪問。
一時は作る人もすごく減っていたこの黒パン。
何故なら、古代小麦の生産者が減ってきたと共に、パンを作るのにも時間がかかるから。
スローフードの活動と共に改めて陽の目を浴びてきた食材の一つです。
黒パンの工房では、麦について、醗酵について、蒔窯について、黒パンのお話などなど。
訪れた老舗のRIZZOのおじさんから色々とお話を伺いました。
こちらのLievito Madre(酵母生地)は1956年、創業当初から切らす事なく使い続けているそうです。
カステルヴェトラーノのオヤジ食堂で食事後、トラーパニへ。
夕食はトラーパニ近郊のアグリツーリズモへ。
ここにも薪窯があって、夜はピッツァ作りを見学できます。
3日目、いよいよパン祭り!
サンジュゼッペは貧しい人にパンや食事を分け与えていた、、、という逸話から始まったこのパン祭り。
細かな細かなパン細工で祭壇を飾ります。
夕方からはシチリア家庭パン作り体験&料理教室。
今年から加わった新しいマンマ、ベネデッタの田舎のお宅で楽しみました。
この料理教室に関しては、後日改めてアップします!
最終日、、、トラーパニのパン屋をはしごして買い集めたパンを食べ比べ!
買って来たパンのその量はすごかった、、、(笑)
でも食べ比べてみると、それぞれのパンに特徴があり、味も色も皮の味も、すべてが違う、、、。
これだけのパンを食べ比べる事はほぼないので、私も良い勉強になりました♪
ざざっ!と4日間を振り返ってみましたが、良くパン食べたなー(笑)
パンも食べたけど、食事も良く食べた。
初回だったので、思わず色々なプランを詰め込んだ盛りだくさんプラン。
今回は「パン祭り」の時期に開催しましたが、3名様以上集まれば随時開催可能です。
(パン祭りが無いので内容が若干変わりますが)
ご希望の方は、下記URLよりお問い合わせ下さいね!
http://www.tavola-siciliana.com/yoyaku.html
さて、明日からは引き続きパスクワツアーが始まります!
こちらも今年初の開催♪
楽しみです!