シチリア南東部 世界遺産の街Scicli(シクリ)

ラグーサ、ノート、モディカ、、、シチリア南東部の8個の街が世界遺産に登録されています。

シチリアはかつて、アラブ統治下の時代、Val di Mazara(ヴァル ディ マザーラ)、Val Demone(ヴァル デモーネ)、Val di Noto(ヴァル ディ ノート)と3つに分かれていたそうです。トラーパニはヴァル ディ マザーラに入っていて、シチリア南東部はヴァル ディ ノートに区分されていました。そのヴァル ディ ノート地区を襲った1693年の大地震は、全ての街を崩壊させました。その後、崩壊した街は当時の貴族達を中心に、後期バロック様式で新しく生まれ変わったのでした。そして、2002年、バロック様式の街8つがまとめて「ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々」として世界遺産に登録されました。

8つの街とは、

・カルタジローネ
・ミリテッロ・イン・ヴァル・ディ・カターニア
・カターニア
・モディカ
・ノート
・パラッツォーロ・アクレイデ
・ラグーザ
・シクリ

イタリアではラグーサを舞台としたComissariato Montalbano(コミッサリアート モンタルバーノ)という刑事ドラマがあって、近年はイタリアでもすっかり有名になったこの地区。でも撮影の多くはラグーサよりずーっとマイナーなシクリという街で行われています。

e0335287_20574438.jpg


どんよ~りとした冴えない天気でしたが、おじいちゃん達は元気!(笑)

e0335287_20591183.jpg


街のど真ん中の背景に渓谷がドーンとある姿はまるでミニモディカ。

e0335287_2111851.jpg


比較的新しい街並の中、突如現れるテーマパーク空間!そこがシクリのチェントロでした。この市役所がある道沿いには右に左にごてごてのバロック建築が建ちならんでいました。

e0335287_2133959.jpg


ここはドォーモ。やっぱりラグーサやモディカのドォーモと似てるね。

e0335287_2175925.jpg


内部なパキっとした青が眩い美空間。どんよりした雲の下から行ったから余計美しく感じました。もしかして、昔の人もそんな事を考えながら作ったのかな~、、、なんて妄想、妄想(笑)

e0335287_21105365.jpg


ラグーサに比べると随分控えめなものの、やっぱりいたいた、縁の下の力持ち。

e0335287_21133977.jpg


もうひとつステキな教会があったのですが、ここはモンタルバーノの撮影で使われたとかなんとかで入場料が必要で。入り口からチラ見してきました(笑)

モンタルバーノの里と化したこの街。私もガイドもなんにもなく、適当に行ってみたのですが、道にいたおばあちゃんに

「ここどこ?」

と聞いてみると、

「シクリだよ」

と。

「、、、、、、、」

そりゃ分かってるよ(^_^;) でもその後、道を聞いていると、

「モンタルバーノはあっちだよ。」

とおばあちゃん。おそらく、このモンタルバーノの撮影で使われた教会やらなんやら、、、そこを指していたんでしょうね。観光地されているのか、されていないのか、、、分からない街でした。(いや、多分されてない・笑)

モディカに住んでいた時に数回、友達に連れてきてもらっていたのにほとんど記憶が無かったこの街。なんでだろ?あんまり強く印象付けられるものがないからかな?今度は天気の良い春か夏に行ってみたいです。また印象が変わるかも。

モディカからシクリまで行く道は現在桜街道、、、ならぬ、アーモンド街道。あっちこっちにアーモンドの花が咲き始めていて美しい光景でした♪
by latavolasiciliana | 2014-02-07 21:19 | シチリア散策♪ | Comments(0)

イタリア人も美食と羨むイタリアの南に浮かぶ島・シチリア島から。トラーパニ在住、「シチリア 食のスペシャリスト REI」が市場、食材、レシピ、オリーブオイル豆知識など、美味しい&幸せな食卓をお届けします!シチリア観光情報もあり☆


by latavolasiciliana