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グラナダの旧市街アルバイシン地区

アラブ支配下時代に城塞都市として発展したというアルバイシン地区。グラナダの旧市街にあたります。

ここにはアラブの建築様式のホテルがたくさんあり、、、。ホテルを選んでいる時にもパティオ(中庭)を取り囲んでお部屋がある古い建物、、、あ~、、、いいな~、、、と思い、何度もアルバイシン地区のホテルにしちゃおうか!?と迷ったのですが、、、。イタリアの街を見てもこの手の地区は、タクシーや住民などの許可を持っている車以外は進入禁止だったり、入れたとしても迷いに迷ってホテルに辿りつけなかったり、ホテルにたどり着いたとしても駐車場が近くになかったり(この確率は高い!)、、、涙涙で諦めたのですが、、、、やっぱりあきらめてよかった(笑)

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迷路、、、かつ、やっぱり駐車する場所がほとんどない。あっても、すでに埋まってるし。

街の中はアラブ人が作った街、更に城塞都市、ということもあって、曲がりくねった道に、階段の嵐。さすがアラブ人。一気に攻め入る事はできないような構造になっています。上に上に登っていくわけですが、道と道の間には大体階段があり。ヒーーーーー、疲れる(笑)

でもこの街並み、、、家が以上にカワイイ♡

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小さなベランダの下の部分にも陶器♪

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ベランダに所狭しと飾られるグラナダ柄の陶器達♪

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道の名前も陶器で書かれていて。ザクロはグラナダのトレードマーク。道の名前にもザクロ、そしてグラナダの陶器と言えばザクロ模様、街の中には石で作られたザクロのモザイクもたくさん見ました。

アルバイシン地区はアルハンブラ宮殿のちょうど向かい側に位置しているので、どこからでもアルハンブラを見ることができます。

これは、アルバイシン地区の下の川付近から見上げるアルハンブラ。

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この風景、、、水があって緑があって大きな椰子の木があってその上にお城、、、。私がアラブ世界を妄想するときにいつも想像していた風景そのもの。なんだかデジャブ体験、、、みたいな感じでした(笑)

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小路の隙間からもアルハンブラ。

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階段途中からもアルハンブラ。そして、一番上に到着すると、、、。

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アルハンブラ前景が見渡せます。ここはサンニコラス教会の前の広場。

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アルハンブラのみならず、白い建物にテラコッタの屋根が美しいアルバイシンの街並みを見下ろす事ができます。

さて、まだまだここでは終わりません!アルバイシン地区の中心でもあるラルガ広場を目指して更に歩きます~。

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広場到着~。ここにはたくさんのバルや露店の八百屋さんもいて賑わっています。

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エキゾチック、、、。見ているだけでなんかワクワク♪

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これ、、、古い壁なんですが、、、。いつの時代だったかは忘れてしまいました(汗)エリチェには2000年前に作られた、、、という壁がありますが、そこまでは古くないのかもしれませんが、おそらく1000年前くらいに作られた壁か??説明書きを読んだのにな~、、、。この後にたくさんの感動があり、すっかり忘れちゃいました!

広場の入り口にはこんな美しいパティオがある教会もありました。

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アラブの臭いがプンプンするアルバイシン地区、、、楽しかったですが、疲れた(笑)ここはデコボコ石でできた石畳、且つ階段が多いので、運動靴で行く事をお勧めします。サンダルで行ってしまった私は、何回コケそうになったことか、、、(苦笑)

まだ上もあるようですが、この日の午後はアルハンブラ宮殿見学だったのでここでおしまい。あとは、美しい家や建物を見ながらひたすら下ります。

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グラナダの目玉といえばこのアルバイシン地区とアルハンブラ宮殿なのですが、、、この2つ、1日で観光することはオススメしません~。時間があるなら、1日目、2日目、と分けた方がいいです。アルバイシン地区は疲れるし、アルハンブラは想像以上に大きな建造物。1日にどちらかを見て、あとの半日は街をウロつく、、、こんな観光の仕方がベストかと思います。私は午前にアルバイシン地区、午後にアルハンブラ宮殿、という強行スケジュールを組んだため、この日は相当疲れましたから、、、。

アルバイシン地区まではもちろん足で登っていく事をおすすめしますが、ヌエバ広場からはアルバイシンの上の方までいく「アルハンブラバス」という観光地を回るバスが出ています。1回行ったけれど、もう一度行きたい!という方はバスで登る、っていう手もアリですよね。バスは片道1.2ユーロでした。

アラブの匂いがプンプンするグラナダ、、、すっかり気に入ってしまいました♡ 
Commented by la_mia_coccolina at 2013-06-26 23:15
REIさん、素敵なヴァカンスでしたね~☆
スペインは知らぬ間にその魅力に惹かれてしまう、心奪われてしまう気がします。理屈なしに惹かれてしまうというのかな?
私は母がスペインやイタリアが好きだったからなのか、子供の頃はふ~ん。。。と特に何も感じていなかったのですが、気が付けば高校生の頃から猛烈に惹かれてしまっていました^^
スペインは特にアンダルシアにいつか行ってみたい!そして夢のアルハンブラ宮殿。。。素敵ですね~ もうブログを読み進めながら「アルハンブラの思い出」やフラメンコの曲が頭の中を流れて、私も旅している気分になりました!
様々な文化が入り混じった場所は、殊のほか魅力的ですね♪
Commented by cibiyukiko at 2013-06-28 23:04
そうそう、アルバイシンとアルハンブラ、2日でまわるのがちょうどいいよね。
私は、初日は予定外にアルハンブラが門前払いだったから仕方なくアルバイシンの丘から外観を眺めるか、、と反対側からアルハンブラを眺めて、すごく翌日への思いが募ってよかったよ。で、丘の下あたりでバイクの二人組みにひったくられそうになった(笑)。私、危険察知能力高いんだよね。バイクの音が近づいてきたとき、咄嗟にかがんで、助かった(爆)。 この辺り、歩くのは要注意エリアらしいね。今もそうなのかな?
Commented by viasardegna at 2013-06-29 04:41
こんにちは。シチリアのルーツを探る旅、満喫された様子が伝わってきます。グラナダ、素敵ですね。異文化が出会う土地はどこも魅力的です。もちろん肉眼で見るのが一番なのでしょうが、REIさんのお写真からすでにとってもいい雰囲気が溢れてます!私も機会があればぜひ行ってみたいです。そして近そうで遠いシチリアにも行けるといいな...と。
Commented by latavolasiciliana at 2013-06-30 05:20
★la_mia_coccolinaさん>スペインに惹かれる、、、なんでしょうね?
アンダルシアは本当に楽しかったですっ!
シチリアを知るからこそ、比較が出来て面白いー、という面もあったけれど、
もちろんシチリアを知らなくてもアラブ世界のすごさに圧倒されます。
アルハンブラはシチリアの歴史や文化を知ってから、モウレツに行きたい~~~!と思っていたところでした。
フラメンコも素敵でしたよ~っ!
そうそう、文化の交差点、、、私もそんな土地が好きなんです。
きれい!とかすごい!だけじゃなくて、本当に奥が深いですよね~。
Commented by latavolasiciliana at 2013-06-30 05:23
★yukikinaさん>治安は良くない、、、って聞くけれど、私が行ったときは特別感じなかったのよね。
でも、やっぱりあの手の街並みは夜は気をつけたほうがいいよね。
どこから誰が出てくるか分からないし、引ったくられて逃げられたらもう迷路だし(汗)
知らない土地では十分に注意する、、、やっぱりコレが基本だよね。
yukikinaさん、間一髪だったね~っ!
察知能力が高くてよかったよかった!
Commented by latavolasiciliana at 2013-06-30 05:25
★viasardegnaさん>近そうで遠いシチリア、、、そう、私にとってアンダルシアはまさにそんなところだったのです。
距離的には西に移動するだけなのに、、、直行便がない!
というか、後になって夏季のみライアンがパレルモからセビリアに入っている事を知ったんですけどね(苦笑)
シチリア、サルデニアからだとやっぱりカリアリが便利なんですよね~。
あ、最近オルビアからパレルモへの直行便も入りました。
が、いずれも空港遠いですよね、、、もしくは船とか!?
by latavolasiciliana | 2013-06-26 18:44 | 2013夏 アンダルシアへっ! | Comments(6)

イタリアの南に浮かぶ島・シチリア島の西の端っこトラーパニ在住の料理家。シチリアのおうちごはん、お菓子、海、家庭菜園、オリーブ、四季のお花、そしてニャンコ。シチリア美食の旅をコーディネートする「ラ ターボラ シチリアーナ」を運営しています。


by latavolasiciliana
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