2013年 05月 03日
パレルモ バッラロ市場を散策する
パレルモ庶民の台所、、、とも言われているバッラロ市場。5月1日メーデーの朝に訪れたらいつもに増して活気に溢れる市場を散策する事が出来ました♪
5月1日はシチリアでは初夏の始まりという事もあって、多くの人が郊外にBBQをしにピクニックに出掛けます。BBQと言えば、、、肉!という事で、この日の朝は肉屋さんの前に人だかりが出来ていました。
バッラロ市場の肉屋さんはショーケースの上にブラブラ、、、と肉の塊がぶら下がっています。中にはお頭付きの羊もいたりして。結構シュールな感じもしますが、肉の部位をよく見ることができます。
魚屋さん。
クルクルッ!と巻いた紙に素手でガサガサ!と入れるその姿、、、豪快(笑)おばちゃんの体格も豪快(爆)
そしてムール貝も豪快!!!!
1キロ近くに及び続くバッラロ市場には、買えないものはないのではないか、、、?と思うほどの量の食材が並んでいます。
タワー型にディスプレイされたモンレアーレのパン。
「モンレアーレのパンって何が特徴なの?」
と、きいてみると、
「薪釜で焼いたことだよ!」
と、自信たっぷりなオヤジ(笑)おい!それだけかい!シチリアでは薪釜で焼いたパン、、、って普通なんですけど~、ははは。モンレアーレのパンは他にも、こんな粉を使ってこんな醗酵で、、、という定義があるのですが、売っている本人たちはそんな事は知らんぜ!っていう感じで(爆)でも、市場の中のパンを全部見てみましたが、ここのパンが一番美味しそうでした。
もっさもっさカルチョーフィー♪ 今が最後の季節です。
パレルモ鉄道駅付近からの市場入り口から入ると、最後にぶち当たるのは、、、この光景。オヤジ達が集まりモツバーガーやつまみを片手に朝からビールを飲む(笑)個人的に朝から酒をかっ食らう国は経済状況が非常に悪く経営破綻直前、、、と思っているのですが(ギリシャとかスペインとか)、ここにもその片鱗が伺える、、、(笑)とは言っても、パレルモでもトラーパニでも普通の街中では酒をかっくらう光景はほとんど見ませんけどね~。
とにかく活気に溢れるバッラロ市場はシチリアの食を垣間見るのに最適な場所。東南アジアのカオス的な空気がたまりません(笑)
ただし。
身の回りのものにはご注意を!写真を撮るのに気をとられて、バックが開けっ放しになっていた、、、なんて事のないようご注意下さいね。